流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場一考編

妄想劇場一考編

信じれば真実、疑えば妄想……

Mituo 
時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、
明日には枯れる

  
 
 
冥談「日常や社会に存在する都市伝説」

『コンビニのトイレで分かること』

治安が世界の国の中でも比較的良いとされている日本だが、
あなたの住む街はどうだろうか?
いくら日本国内と言えども、地域によっては
治安の悪いところも存在する。
そんな街の治安を確かめるための簡単な方法をご紹介しよう。

まず、あなたの家の一番近くにあるコンビニエンスストアに行って,
そのコンビニ内に設置されているトイレの入口に書かれた
「注意書き」を見れば、一目瞭然なのである。

【ご自由にお使い下さい】
このように、トイレが誰でも自由に使えるコンビニのある地域は
比較的に治安が良いとされる。

【ご使用の際は店員に声をお掛け下さい】
このように、店員に断った上でトイレを使用できる
コンビニのある地域は、一般的な治安レベルである。

【トイレをお貸ししておりません】
このように、トイレを一般に開放していない、
もしくはトイレ自体が設置されていないコンビニのある地域は、
かなり治安が悪いとされる。

お分かり頂けただろうか?
治安の悪い地域になるほど、コンビニ側としては
犯罪の温床となりうるトイレを提供したがらないのだ。
特に、トイレは設置されているが一般には
開放していないコンビニに関しては、過去に
麻薬売買や傷害事件などの犯罪がトイレで行われたため、
途中から使用を禁止した場合があり、その地域の
治安はかなり悪いといえるのだ。

コンビニエンスストアのトイレの貸し出し形態については、
店長の判断によって決められているようで、
同じコンビニチェーンでも店舗によってそのルールは異なります。
例えば、店側がトイレ掃除をすることが面倒だと判断すれば、
お客さん用に提供はしないでしょうし、
酔っぱらいの多い繁華街に立地するコンビニでは、
トイレを汚されてしまう可能性がありますので、
自由に開放はしないでしょう。

つまり、そこには何らかの意図があるのです。
そして、都市伝説のように治安面を考慮しての場合も
もちろん考えられます。
実際、治安があまりよろしくない大都市の繁華街には、
トイレに鍵をかけているコンビニまで存在するのです。
トイレがレジから死角になってしまうことにより、
犯罪などのトラブルが起こりやすいため、
それを防止する狙いがあるようです。
これを参考に、ご自分の住む地域の治安を
確かめてみてはいかがでしょうか?


『ディズニーランドの特殊電波』

「夢と魔法の王国」として知られるディズニーランド。
このテーマパークでは「夢の国」のイメージを損なわないように、
我々の知らないところで様々な工夫がなされているという。

皆さんは、園内で「カラス」を目撃したことがあるだろうか?
おそらく、そのような人は皆無であろう。
それもそのはず、ディズニーランドでは
「カラス」を園内に寄せ付けないように、
園内の至るところに設置された特別な機械から
「カラス」の嫌がる高周波数の音を発しているのだ。
この「特殊電波」により、「カラス」をディズニーランドから遠ざけ、
「夢の国」の体裁を保っているのである。

ちなみに、この高周波数の音は通常、
人間の耳には聞こえないのだが、
聴覚が敏感な小さな子供にだけは微かに聞こえるのだという。
ディズニーランドで小さな子どもが異常に
はしゃいでいる姿をよく見かけるが、
これは特殊電波による副作用なのだ。

カラスだけではなく、蚊などの害虫も寄せ付けないといったように、
この都市伝説には様々なバリエーションがあるようです。
確かに、スズメやハトなどの他の鳥類は目にすることがあっても、
カラスはほとんど見かけないような気がします。
街中では路上に出された生ゴミをカラスが食い散らかすように、
人間の出した食べ物のゴミがあるところにカラスは寄ってきます。

そう考えると、ポップコーンや様々な食べ物が園内で売られている
ディズニーランドにカラスが群がってきても不思議ではありません。
ということは、都市伝説は真実なのでしょうか?
どうやら、それは違うようです。

皆さんは園内で清掃しているキャストを見かけたことがあるでしょうか。
彼らが園内の隅々をきれいにし、食べ物などの
ゴミをこまめに片付けてくれるので、カラスが寄ってこないのだそうです。
「夢の国」を守ってくれているのは特殊電波を発する機械などではなく、
実はキャストさんの努力によるものなのです。


『盲人用信号機』

皆さんは「盲人用信号機」というものをご存知だろうか?
青信号になると「ピヨッ、ピヨッ」と音を出し、
目の不自由な人に青信号を伝える信号機のことである。
街の中心部など、比較的都会で目にすることが
多いと思われるが、実は近年、その設置数は
減少しているのだという。

それにはある奇妙な事件が関係している。
それはなんと、わざと「ピヨッ、ピヨッ」と信号機そっくりの音を
口から出し、目の不自由な人を誤って
赤信号で横断させて死亡させるという
殺人犯がいるらしいのだ。

これにより目の不自由な人だけでなく、
携帯電話のメールに夢中になっている人までもが
信号を確認しないで無意識的に道路へ飛び出してしまい、
事故に遭遇するというケースもあったという。

そのため警視庁のデータによると、「盲人用信号機」の
設置された横断歩道での死亡事故数は、
それ以外の信号機の横断歩道での
死亡事故数よりもはるかに多いというのである。

このようなことがあり、全国の「盲人用信号機」の設置数は
年々減少の一途を辿っている。
しかし、今でも「盲人用信号機」がわずかではあるが、
設置されている横断歩道は存在するのだ。
それは、未だに捕まっていない犯人を
逮捕するために残されているもので、
常に警察官が信号機の近くで張り込み調査を
行っているのである。

「盲人用信号機」の歴史は意外と古く、
1960年(昭和35年)に名古屋でテスト設置されたことが
始まりのようで、その設置数は年々増加しており、
2006年3月現在で全国に約14,200基設置されています。
「盲人用信号機」の絶対数は増加していますが、
一般的な信号機が増える割合に比べると
「盲人用信号機」が増える割合は低くなっているのが
現状のようです。

そもそも、目の不自由な方は健常者よりも
聴覚が敏感だと聞きますので、この都市伝説のように
音で騙されるということは絶対にないと思います。
あの機械的な鳴き声を口で真似できる犯人も
相当だと思いますが・・・

Author :都市伝説




「世界の絶景」



一目惚れしたのは、私が先よ、
手を出ししたのは、あなたが先よ


昨日という日は歴史、今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

P R

    カビの生えない・きれいなお風呂
   
  お風呂物語

Furo611 

妄想物語

信じれば真実、疑えば妄想

時は絶えず流れ、
 今、微笑む花も、明日には枯れる

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


Mousou2 日本最大の組織
(山口組)

創設100周年を迎えた
山口組。 
その知名度とは裏腹に
内情はあまり
知られていない。
  
 
その組織はいつどのように誕生し、
過去から現在までどのように膨張し、
巨大化してきたのか・・・
そしてなぜ今衰退傾向にあるのか・・・

今なお日本最大組織であり続ける
山口組とはどういう組織なのか。…


『山口組動乱‼』分裂の真相と山口組の内情(3)

離脱見込みのナンバー3「極心連合会」会長、
一転「残留」意向か


全国最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の
ナンバー3にあたる統括委員長で、山口組から
離脱する見込みとなっていた直系団体「極心連合会」
大阪府東大阪市)の姜(きょう)弘文(通称・橋本弘文)会長(68)が、
一転して残留の意向を示したとみられることが4日、
捜査関係者への取材で分かった。 

捜査関係者によると、姜会長は1日、山口組の篠田建市
(通称・司忍)6代目組長らとともに5代目組長の墓参りをした後に
総本部へ戻らず、周囲に組織からの離脱を示唆した。
その後、複数の直系組長が説得。
4日に総本部で開かれた幹部らの会合に姜会長が出席し、
残留の方針が確認されたとみられる。
姜会長は執行部を外れる見通しだが、山口組が離脱騒ぎを
「何もなかった」と対外的に説明しているとの情報もある。

警察当局は、複数の直系組長が離脱し
新組織「神戸山口組」を結成した山口組の分裂騒動が
背景にあるとみて、引き続き情報収集を続ける。

弘道会支配の原点にあるもの』

六代目山口組の分裂騒動とセットで話題に上がる、
現在の弘道会系による山口組内の支配構造。
これについては山口組では三代目組長の
田岡一雄が死去して以降、四代目当時の竹中組、
五代目当時の山健組と当代を輩出した二次団体が、
山口組本家において重きをなし、発言力を増すと同時に
その二次団体も勢力を増した。
当然その傘下団体も勢いづき、同じ山口組内にあっても
他の二次団体系列に対して遠慮のない活動が目に付いた。

現在の六代目体制の以前には、当然五代目体制があった訳で、
その当時の弘道会はどのような境遇にあったのだろう。
それまで二代目山健組々長だった渡辺芳則が、
山一抗争終結と同時に山口組本家の五代目組長に就任すると、
山健組を桑田兼吉に譲って三代目山健組が発足した。
この時渡辺はそれまで自身が率いてきた
二代目山健組から多くの人物を本家直参へと引き上げた。

一見すると山健組の勢力を減少させるかのようにも見えるが、
実際のところ三代目山健組は元一和会の勢力も取り込み
二代目山健組以上にその数を増やした。
そして五代目山口組本家では若頭に宅見組々長の
宅見勝が就いた。
この時、若頭の宅見勝を補佐する若頭補佐には
英五郎、倉本広文、前田和男、司忍、瀧澤孝らが就き、
本家の執行部が形成された。

少し遅れて桑田兼吉も若頭補佐として執行部入りし、
その後山健組出身の中野太郎も執行部入りした。
この時期山健組から直参に直った組織は多数あったが、
それぞれ目立って勢力を伸ばした組織はなかったが、
中野太郎率いる中野会は別格で急激に膨張し、
数の上でも三代目山健組と肩を並べた。

中野会膨張の影には他の系列を処分された者を
自陣に加えるなど、ご法度があったがそんな横暴も黙認された。
当時は中野会なら何でもありといった風潮で、
他の二次団体を破門絶縁になっても中野会で復帰となれば、
他の組織からクレームを出し難い空気があった。
当時の時勢として、単なる直参組長となるよりも
山健組や中野会の幹部クラスでいる方が、
他の系列に引く事無く何かにつけて優位に
事が進められると皆が見ていたし実際にそうだった。

事実山健や中野の看板の下、他の直参相手に
平然とケンカを売り、開き直る者もいた。
弘道会が地盤とする名古屋においても、
山健組や中野会は遠慮がなかった。

当時の弘道会系列の者には、そんな関西系に
煮え湯を飲まされてきた者もいるはずである。
今の弘道会側から見れば自分達が過去に
散々やってきた事ではないかという気持ちがある。
もともとヤクザというのは身贔屓の上に
成り立つ擬制家族である。
非山口組から見れば、山口組は一つの一家であるが、
山口組内においては山健組と弘道会は別の一家で、
また弘道会内においてもそれぞれの一家が
寄り集まって形成されている。

それぞれに組長という家長がいて、自分が仕える家長には
上部組織の中で少しでも上へと登ってもらう事が、
結果的に自分に多大な影響をもたらす。
また押し上げられた家長も、自分を押し上げる
原動力となった若衆を、当然にこれまた引き上げようと考える。

高山清司と井上邦雄は、どちらも司忍が
盃を下ろした若い者である。
しかし司忍が昭和59年に弘道会を旗揚げし、
やがて本家の六代目にまで登り詰める原動力となったのは、
高山清司をはじめとする弘道会の若衆たちである。

具体的には司忍が所属する弘田組が解散し、
弘道会を発足させた時は山口組と一和会に分裂し
大きな抗争となった頃だ。
この抗争で弘道会は多大な戦果を上げたが、
組員の服役や出費に大きな犠牲を払ってきている。
ひらたく言うと司忍とは苦楽を共にして来ている。

五代目時代に弘道会が山健組や中野会の
圧力にさらされている頃、井上邦雄はほとんど服役中だったが、
言うなれば「向こう側」の人間だった。
山口組のトップは本家の直参から選ばれる事が当然とされ、
また今後もそうなるだろう。
ただその都度主流と反主流が生まれ、
そこに摩擦が起きるのは必然となる。
人間の持つ欲望を丸ごと肯定する弱肉強食の
ヤクザ社会では、主流が主流であり続ける事もまた難しい。
この先弘道会が主流であり続ける保証はどこにもない。

Author :溝口敦:賢者の知恵


『ノラ 徳久広司&再会 弦哲也 』〔弾き語り〕




人の為(ため)と書いていつわり(偽)と読むんだねぇ
誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、言えば、……






チャンネル・掲示板

チャンネル・掲示板

幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない



Mousou2 昨日という日は
歴史、
今日という日は
プレゼント
明日という日は
ミステリー 

 
 

 
子を持つも持たぬも人の宿命(さだめ)なり 
日に日に努めて行かむ
あなたの人生なんだから好きなように
お行きなさい(生きなさい)



「新人ドライバー」

少し前の話ですが、不景気のせいでしょうか。
このところタクシーに乗るたびに、
新人の運転手さんに当たります。
新人ということもあって、大変礼儀正しい。
だから、清々しい気持ちで乗ることができます。
しかし、ちょっと油断をすると大変なことになることも。

ある日のこと。
タクシーに乗った時の話です。
「ちょっと、すみません。 これって道が違いますよ」
車内で携帯電話で仕事の打ち合わせをしていて、
ふと気付くと、ずいぶん遠回りをしてしまっていたのです。

「すみません。新人なものですから」と言い訳されました。
乗車するなり、
「はい、名古屋駅までですね。かしこまりました。
○○タクシーの山田(仮名)です。よろしくお願いいたします」と、
実にソフトな接遇だったので任せ切りにしておいたら…。
腹が立ちました。

料金が2メーターは余分にかかります。イライラしながら、
「次の信号を右へ。その後、直進してください」
そう口にする自分の口調が刺々しいことがわかりました。
ふと、助手席の背もたれの背面に書かれてある
運転手さんのプロフィールに目が留まりました。
名前・・・山田○男
趣味・・・草野球、釣り
出身地・・・沖縄

名古屋の某タクシー会社では、どの車もこのようなプロフィールが、
掲示されているのです。
大の「沖縄」ファンである私は、
「へぇ、沖縄の方ですか。 沖縄はいいですよね」と話しかけました。
平身低頭で何度も謝っておられた運転手さんの口調が、
パッと明るくなりました。

「そうですか。 沖縄はどちらへ行かれましたか」
それをきっかけに会話に花が咲きました。
沖縄は有効求人倍率が全国でも最低の県です。
今も層厳しい状況とのこと。
それで家族を置いて、単身出稼ぎに来ているといいます。

腹を立てていた自分が恥ずかしくなりました。
誰にでも、初めてはあります。
私も、就職してすぐのころには、冷や汗のかき通しでした。
そんな新人時代の気持ちを忘れていたのでした。
「おたがいさま」
そう思うと、少し優しい気持ちになることができました。

さらに、忘れていたこと。タクシーに乗ってやるのではなく、
乗せてもらうのだという謙虚な気持ち。
お金を支払う側だと思うと、人に厳しくなってしまうのでした。
そして、何より大きなこと。忙しい忙しい、と思っていると、
心に余裕がなくなってしまう。それはエゴに繋がります。

訊けば、その方は、ドライバーになって3日目とのこと。
降りる時、ちょっと格好を付けて言いました。
「頑張ってください」すると、
ものすごく元気な声が返ってきました。
「ありがとうございます。忘れ物はございませんか」
以来、新人のドライバーさんと話をするのを
楽しみにしています。

Author:志賀内泰弘



『魔法の結婚式」』

中村典義さんは、有限会社クロフネブライダルを立ち上げて、
全国で出張ウエディングやセミナーを開催しておられます。
その中で、強い印象を残したカップルさんの紹介です。

二人は高校の同級生でした。彼は彼女のことを好きになるのですが、
ずっと告白出来ずに卒業式を迎え、別々の道へ・・・。
しかし、二人は2年後に再会することとなります。
それは成人式のことでした。
華やかな振袖姿の彼女を見た彼は、「やっぱり彼女しかいない!」と
改めて思ったそうです。 そして、彼の猛アタックが始まりました。

やがて、彼の気持ちは彼女に届き、お付き合いを始めることになりました。
もう彼は、天にも昇る気持ちで、まさにバラ色の毎日だったそうです。
しかし、そんな幸せな毎日がわずか一ヶ月で、
音を立てて崩れていきました・・・。
彼女が車で帰宅途中、カーブを曲がり切れず
センターラインをはみ出してきたトラックと衝突・・・。
命は助かったのですが、瀕死の重傷でした。
そして、彼女は寝たきりの入院生活となってしまったのです。

医師から、「どこまで回復できるか・・・」と宣告された彼女は、
「どうしてこんな目に合わなきゃいけないの?」と泣き続けました。
彼は毎日病院へ通いました。でも、会わせてもらえませんでした。
彼女の気持ちはわからなくもありません。
好きな彼に会う時は、入念にヘアメイクをして、
可愛い服を選んで会っていたのです。
今の彼女は身だしなみを整えるどころか、
お風呂に入ることも髪を洗うこともできません。
しかも顔も体もアザだらけで、手術の後もあちこちにあります。
若い女の子がそんな姿を好きな人に見せたいでしょうか?

しかし、彼はそれでも毎日病院へ通います。
病室を訪ねると、彼女のお母さんが病室の外に出てきて
状態を話してくれます。
彼はそれを聞いて安心して帰っていく。そんな毎日でした。
彼女は彼が帰ると、涙を流しました。
そして必ず、 「『もう来ないで』と伝えて」とお母さんに言いました。

やがて、お母さんは彼と病院の入口で会うようになりました。
きっと娘の心をこれ以上乱したくなかったのでしょう。
彼女は「やっとあきらめてくれた」と思っていました。

それから数カ月経ったある日、彼女は掃除のおばさんから
こんな一言を聞きました。
「羨ましいねぇ、毎日お見舞いに来てくれるステキな彼氏がいて」
「えっ、誰のことですか?」
「あなたですよ。今日もさっき下でお母さんと話してたわ」

彼女はこの時、彼が今もまだ彼が通い続けていることを知りました。
そして翌日、彼女はお母さんにこう言いました。
「次に彼が来たら病室に入ってもらって。  
元に戻らないかも知れない私より、  
他にステキな人を見つけてもらいたいから。  
私もいつまでも引きずっていたら辛いだけだし・・・。  
だから私の口からお別れを伝えたいの」

その日の夕方病院にやってきた彼は、
ついに彼女の病室に通されました。
そして翌日。昨日まで泣き続けた彼女が、回診の時、
主治医の先生にキラキラした顔でこう宣言したのです。
「私どんな手術にもリハビリにも耐えます。
だから私の体を元通りにしてください」

主治医の先生は驚きました。「何があったの?」
そう問われた彼女は、昨日のことを話しはじめました。
「彼は、私の体の状態を母から聞いて全部知っていました。  
それでも、こう言ってくれました」  
『ずっと言いたかったことがある。結婚してほしい』って」
その時彼女は、元通りの体にならないかも知れない自分が
彼のそばにいてはいけないと思い、
「別れてくれ」と頼んだそうです。でも彼は、
「そのままのあなたでいい・・・あなたでなければだめなんだ・・・」と
譲ることはなかったそうです。
平行線のまま数時間が経ちました。
彼の根気に疲れ果てた彼女は、
「もう好きにしてよ・・・」とつぶやきました。

すると彼は、体に触れるか触れないかほどの、
本当に優しい力で彼女の体を抱きしめてくれたそうです。
その腕のなんてたくましかったこと。
その胸のなんてあったかかったこと。
彼女はその時こう思ったそうです。

「私が何を言おうとこの人は信念を曲げない。
だったら彼のとなりに立った時に  
彼の足手まといにならないように、私は元通りの体になりたい!」

それから彼と彼女の二人三脚の日々が始まりました。
辛いリハビリにも彼はいつも笑顔で付き添ってくれます。
頭を洗ってもらい、体を拭いてもらい、
着替えも手伝ってもらいました。
傷が治ってくるたびに、二人で喜んだそうです。

私は、結婚式の一週間前にこの話を彼女から聞かされました。
「私を見て気が付きませんでした?」
笑って言う彼女に、私はただ首を横に振るだけが精一杯でした。
そして一週間後、ウェディングドレスを着た彼女は
見事なまでに美しく、 華やかな笑顔でゲストを魅了しました。
そして、式の終盤に彼女のお母さんからの手紙が披露されました。

「娘に出会ってくれてありがとう。娘を愛してくれてありがとう。  
あなたのおかげで娘は人生を取り戻すことが出来ました。  
あなたになら喜んで娘を託せます。
どうか幸せにしてやってください」

会場中に涙が溢れました。 私には二人の娘がいます。
いつかどこかの誰かが私の元から奪っていくでしょう。
でもどうせ取られるならこんな男に取られたい
・・・そう思わずにはいられませんでした。

彼はイケメンでも背が高いわけでもありませんでした。
でも彼はとてつもなくカッコ良かった。
それは信念を貫くブレない男のカッコよさでした。
女として生まれたなら、こんな„ブレない男"に愛されたい・・・。

こんな男性が「あなたでなければ・・・」と
命をかけて愛するのはどんな女性でしょうか?
あなたはどんな女性になりたい? ・・・
そんな想像の先にシンデレラのガラスの靴が
あるのかも知れません。…

Author:中村典義



長渕剛 素顔 』





時は絶えず流れ、
 今、微笑む花も、明日には枯れる


添うて苦労は覚悟だけれど、
  添わぬ先から、この苦労

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3


かぐや姫竹取物語』 日本昔話

むかしむかし、『竹とりのおきな』と呼ばれる、
竹とりのおじいさんがいました。
おじいさんの仕事は、山で取って来た竹で
カゴやザルを作る事です。
ある日の事、おじいさんが山へ行くと、一本の竹の根本が
ぼんやりと光り輝いてました。
「おや? 何と不思議な竹だろう」おじいさんは、
その光る竹を切ってみました。すると竹の中には、
大きさが三寸(さんすん→約九センチ)ほどの、
ぽーっと光り輝く可愛くて小さな女の子が入っていたのです。

 「光る女の子とは・・・。きっとこの子は、
天からの授かり物に違いない」
子どものいないおじいさんは、大喜びでその女の子を
家に連れて帰りました。
そして、おじいさんが連れて帰った女の子を見て、
おばあさんも大喜びです。
「まあ、まあ。なんて可愛い女の子でしょう。
おじいさんの言う通り、この子は天からの授かり物に
違いありませんわ」

おじいさんとおばあさんは、その女の子を自分の子どもとして
大切に育てる事にしました。 
女の子が家にやって来た次の日から、不思議な事に
おじいさんが竹を取りに行くと、竹の中に
黄金がぎっしりつまっている事が何度もあったのです。
おかげでおじいさんの家は、たちまち大金持ちになりました。

また不思議な事に、あの小さかった女の子は
わずか三ヶ月ほどの間にすくすくと育って、
それはそれは美しい娘になったのです。
大きくなった娘は、見る者を何ともいえない
かぐわしい香りで包んで、その心をとてもおだやかにしてくれました。
そしてどんなに暗いところにいても夜空の月がはっきりと見えるように、
体からあわい光を発していました。
そこでその娘は、『あわくゆらめく様に光り輝くお姫さま』と言う意味の
かぐや姫』と名付けられたのです。

その美しく不思議なかぐや姫を、世の男たちがほうってはおきません。
多くの若者たちがおじいさんの家にやって来ては、
かぐや姫をお嫁さんにしたいと言いました。
そしてその多くの若者たちの中でも特に熱心だったのが、
次の五人の王子たちです。

彼らは名前を、石作皇子(いしつくりのみこ)。
車持皇子(くらもちのみこ)。
阿部御主人(あべのみうし)。
大伴御行(おおとものみゆき)。
石上麻呂(いそのかみのまろ)。と、言いました。
みんな身分がとても高く、そしてお金持ちです。

「誰も、婿どのとしては申し分ないのだが」選びかねたおじいさんは、
かぐや姫に相談をしました。
「五人のお方は、みな、それぞれに立派なお方たちじゃ。
お前は、どのお方がいいのかね?」
するとかぐや姫は、こう答えました。
「今からわたくしの言う、世にもめずらしい宝物を探して
持って来たお方のところへ、お嫁に行きたいと思います。
その宝物とは・・・」

話を聞いたおじいさんは、五人の王子たちに
かぐや姫の言葉を伝えました。
「かぐやは、こう申しております。

石作皇子(いしつくりのみこ)どのには、天竺(てんじく)(インド)にある
仏の御石の鉢(ほとけのみいしのはち)(おしゃかさまが使ったうつわ)を。

車持皇子(くらもちのみこ)どのには、東の海の蓬莱山
(ほうらいさん)にある玉の枝(たまのえだ) 根っこが銀、くきが金、
実が真珠で出来ている木の枝を。

阿部御主人(あべのみうし)どのには、もろこし(中国の事)にある
火ネズミの裘(ひねずみのかわごろも) 火ネズミと呼ばれる伝説の
ネズミの皮で作った燃えない布を。

大伴御行(おおとものみゆき)どのには、(竜の持っている玉)を。

石上麻呂(いそのかみのまろ)どのには、つばめが生むという
子安貝(こやすがい)タカラ貝と呼ばれるきれいな貝を。

「それぞれ、お持ちいただきたいと」それを聞いた五人の王子たちは、
思わず目を見張りました。
「何という、難しい注文だ」「どれも、簡単に手に入る品物ではないぞ」
しかしそれらの宝物を持って行かないと、
かぐや姫をお嫁にする事が出来ません。
そこで五人の王子たちは、それらの宝物を探すために
帰って行きました。

まずは石作皇子(いしつくりのみこ)が、天竺に行って
仏の御石の鉢を手に入れる事は無理だと思い、
大和の国(やまとのくに)(奈良県)の山寺で手に入れた古い鉢を
きれいにかざって、かぐや姫のところへ持って行きました。
「天竺へ行って、(仏の御石の鉢)を手に入れました」
石作皇子(いしつくりのみこ)が偽物の鉢を差し出すと、
かぐや姫は布でその鉢をみがいて、
「仏の御石の鉢は、みがけばみがくほど光り輝く鉢です。
これは、(仏の御石の鉢)ではありません」と、
偽物である事を見破りました。

車持皇子(くらもちのみこ)も蓬莱山(ほうらいさん)には行かず、
たくさんの腕の良い職人を集めて見事な玉の枝を作らせました。
そしていかにも、蓬莱山から帰って来たと見せかけて、
「苦労しましたが、蓬莱山から(玉の枝)を持ち帰りました」と、
言ったのです。偽物ですが見事な出来ばえに、
かぐや姫も言葉をなくして見つめていると、
そこへたくさんの男たちが現れました。
彼らは、この玉の枝を作った職人たちです。
「車持の皇子どの。(玉の枝)をお作りしたお金を、
早く払ってください」
「こ、これ! こんなところで何を言う」
玉の枝が偽物だとばれた車持皇子(くらもちのみこ)は、
はずかしそうにかぐや姫の家から逃げて行きました。

阿部御主人(あべのみうし)も、もろこしには行かずに、
もろこしからやって来た商人から高いお金で
(火ネズミの裘)(かわごろも)を買いました。
「もろこし中を探し回って、やっと手に入れる事が出来ました」
するとかぐや姫は、一目見て言いました。
「見事なかわごろもですが、本物なら火に入れても
燃えないはずですよ」
「はい。さっそく、火に入れてみましょう」
阿部御主人(あべのみうし)は自信たっぷりに火の中へ
(火ネズミの裘)を入れましたが、偽物の裘は簡単に
燃えてしまいました。
「もろこしの商人め、よくもわしをだましたな!」
阿部御主人(あべのみうし)は、怒りながら帰って行きました。

四番目の大伴御行(おおとものみゆき)は、
(竜の持っている玉)を手に入れようと
竜を探して航海に出ました。ところが、ものすごいあらしに出会って、
乗っている船が沈みそうになったのです。
王子は、嵐に向かって祈りました。「竜神さま。
どうか、お助けください。わたしがあなたの玉を欲しがるから、
あなたが怒って暴れておられるのなら、
もう二度と玉が欲しいなどと申しません。
どうかこの嵐を、おしずめください」するとすぐに嵐がやんで、
王子は何とか都へ帰る事が出来ました。
でも(竜の持っている玉)を手に入れる事が出来なかったので、
それっきりかぐや姫のところへは現れませんでした。

最後の石上麻呂(いそのかみのまろ)は、屋敷ののき先の
つばめの巣の中に光り輝く固まりがあるのを見つけると、
さっそくやぐらを組ませて、やぐらの上からつるしたカゴに乗って
つばめの巣に手を入れました。
「あったぞ。つばめの(子安貝)があったぞ。
これでかぐや姫は、わしの妻だ」しかし、
あまりのうれしさにカゴをゆらしてしまったので、
カゴをつるしたひもがぷつんと切れてしまいました。
高いところから地面に落ちた王子は、腰の骨を折る大けがです。
しかも(子安貝)と思っていたのは、ただのつばめのふんだったのです。
石上麻呂(いそのかみのまろ)はがっかりして、
そのまま病気になってしまいました。

こうして五人の王子たちは、誰一人、かぐや姫
お嫁にする事は出来ませんでした。

次につづく

さて、この話しがついに、帝(みかど)(天皇)の耳にも届きました。
そしてかぐや姫の美しさに心を奪われた帝が、
かぐや姫を宮廷に迎えると言ったのです。
帝と言えば、この日本で一番偉いお方です。
おじいさんとおばあさんは大喜びですが、
かぐや姫は宮廷に行くのを断りました。

帝の力を持ってすれば無理矢理にでも
かぐや姫を宮廷に迎える事は可能でしたが、
帝はとても心優しいお方だったので、
無理にかぐや姫を迎えようとはせずに、
かぐや姫とは和歌を取り交わす関係となりました。

かぐや姫が帝と和歌を交わす関係になってから
三年の月日がたった頃、かぐや姫は月を見ては
涙を流すようになりました。
心配したおじいさんとおばあさんが、かぐや姫にたずねました。
「何がそんなに、悲しいのだね」「心配事でもあるなら、
わたしたちに話してごらん」

しかしかぐや姫は何も言わず、光の玉のような涙をはらはらと
流すばかりでした。
そんなある夜、かぐや姫はおじいさんとおばあさんに、
泣いているわけを話しました。
「お父さま、お母さま。実はわたくしは、
人間の世界の者ではありません。
わたくしは、あそこで光り輝く月の都の者です。
今度の十五夜に月の都から迎えが来るので、
わたくしは月の都に帰らなければなりません。
それが悲しくて、泣いているのです」

「なんと! ・・・しかし大丈夫。かぐや姫はわしらの大切な娘じゃ。
必ず守ってやるから」
そこでおじいさんとおばあさんは帝にお願いをして、
月の都から来る迎えを追い返す事にしたのです。
十五夜の夜、帝はかぐや姫を守るために、
二千人の軍勢を送りました。
二千人の軍勢は地上に千人、かぐや姫の屋敷の屋根に千人が並び、
弓や槍をかまえて月の都から来る迎えを待ちました。

やがて月が明るさを増し、空がま昼の様に明るくなりました。
すると雲に乗った月の都の迎えたちが、
ゆっくりとゆっくりとかぐや姫の屋敷へとやってきたのです。
「姫を守れ! あの者たちを追い返すのだ!」
二千人の軍勢たちは弓や槍で月の都の迎えを追い返そうとしましたが、
どうした事か軍勢の体が石の様に動かなくなってしまったのです。
中には力をふり絞って弓矢を放った者もいましたが、
弓矢は月の都の迎えに近づくと大きくそれてしまいます。
月の都の迎えは屋敷の上空でとまると、おじいさんにこう言いました。

「竹取りのおきなよ。姫を迎えに来ました。
さあ、姫をお渡しなさい」
おじいさんとおばあさんは、かぐや姫の手を力一杯にぎりしめましたが、
でもその手から力がすーっと抜けてしまいました。
かぐや姫は静かに庭に出ると、いつの間にか
美しい天女の羽衣を身にまとっていました。
「お父さま、お母さま、これでお別れでございます。
これからは月を見るたびに、わたくしの事を思い出してください。
そしてこれを、帝にお渡しください」
そう言ってかぐや姫は、おじいさんとおばあさんに
不老不死の薬と手紙を渡しました。

そしてかぐや姫は天女の羽衣で月の都のお迎えたちのところへ行くと、
そのままお迎えたちと一緒にゆっくりと夜空へのぼって行き、
月の光の中に消えてしまいました。

それから数日後、かぐや姫の手紙と不老不死の薬を受け取った帝は
手紙を読んでひどく悲しみ、何日も何日も何も食べませんでした。
やがて帝は、大臣たちを呼び寄せると、
かぐや姫が帰って行った、天に一番近い山は何か?」と、たずねました。

そこで大臣たちが調べると、もっとも天に近い山は
駿河の国(するがのくに)静岡県にある山だとわかりました。
「しかし、その山はあまりにも高く、なみの者が登れる山ではありません」
「そうか。では、士(つわもの)侍の事を集めて、これをその山の
山頂で焼いてほしい」
そう言って帝は、かぐや姫からの手紙と不老不死の薬を
壺に入れて大臣に渡しました。

「よろしいのですか?」たずねる大臣に、
帝はこんな歌で答えました。
会う事も出来ず、こぼれる涙に、浮かんでいる様な我が身に
不死の薬が、何になろうか かぐや姫を心から愛していた帝にとって、
かぐや姫に会えずに長生きをしても、意味のない事だと
歌っているのです。
「わかりました」大臣は帝から渡された壺を持つと、
大勢の士(つわもの)侍たちを連れて日本一高い山に登りました。

その事からその山は『士(つわものが富む)たくさんいる山』として、
『富士山』と名付けられたそうです。
そして大臣が富士山の山頂で焼いた不老不死の薬が煙となって、
かぐや姫のいる天へと昇っていきました。
その一部の煙が富士山にあった雪に降りかかり、
その雪が不死の雪(万年雪)となって、 
今でも富士山の頂上に残っていると言われています。

おしまい


星の金貨





誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば、言い訳になるから……。


Mituo人の為 と
書いて、
いつわり(偽) と
読むんだねぇ 

  
 
 
 
時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる  



鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、
  そばで地蔵が食べたがる 
 




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妄想劇場・番外編(18禁)

妄想劇場・番外編(18禁)

信じれば真実、疑えば妄想……


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18歳未満禁止の内容が
含まれています
18歳未満の方は
ご遠慮下さい。 
 

  
 

メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!
アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい。


これほど惚れた素振りをしても、ほんとに悟りの悪い人


名古屋の総合病院の一人娘、恭子、
見合いを控えて東京へグレードアップの修行に。

『名古屋から来た女』(2)

石川恭子、名古屋では人に知られた石川総合病院の院長の一人娘だ。
幼少より、この病院はいづれ自分が背負って立つと心に決めていた。
ためらいなく医学部を出て医師免許を取り、
経営の勉強にアメリカに留学をして、MBA 経営学修士
タイトルも取った。
今は病院で実務経験を積みながら、着々と将来に向かっての
足元を固めている。

父の院長から見合いの話が出た。 それは晴天の霹靂で、
恭子の脳細胞からは全く欠落をしていた。
医師免許を取り、留学をしてMBAを取るのは、尋常なことではない。
とりわけ頭が良い訳ではない。大学も東大を目指すなんて事は
初めから諦めて、私立を選んだ。
努力型と自認する自分に見合った学校を選び、後は化粧を忘れ、
それこそ髪を振り乱して必死に努力を重ねた成果である。

男に全く興味がなかったわけではない。
成熟した身体を持て余して、自らを慰める夜もあった。
しかし、スッピンで髪も梳かさず、ガリ勉に明け暮れる女に
興味を寄せる男はいなかった。
見せられた相手の写真は、中々のイケメンで、女心をくすぐられた。
外科の専門医との事で、自分の夫として病院を支えてくれる
強力な戦力になる、実務上の損得もちらりと頭をかすめた。
翻ってわが身を見れば、とても男性を魅了する容姿を
備えているとは思えない。
今は男性でも化粧をして、ネールサロンに通う時勢。
シマッタと思うが、どうしようか????

父は先方に見合いの日取りを伝えなければと言う。
とりあえず2週間の余裕を見て返事をして貰った。
地元の名古屋では、何をしても人目に付いてしまう。
こうなったら、留学の経験を生かして、何と言っても
日本の中心地東京に飛んで、応急手当をしなければ。

幸い、ロサンゼルスでタンゴを習った。
ネットの検索で東京のミロンガ(タンゴのパーティ)を調べた。
今や、世界中、どこに行ってもミロンガが開かれている。
見知らぬ土地で、男性に接触するには最高の場所だ。
院長に一週間の休暇を貰って、東京に向かった。

「ベッドに行きましょう」
吾郎は、恭子の耳に囁いて、抱き上げた。
上掛けの外してあるシーツの上に、恭子を横たえた。
バスローブの帯を取り、○○を露にする。
肩から胸、胴回り、臍周り、○○の覆う若草山から○○、
すんなりと伸びた両足。モデルのようなプロポーションではないが、
均整の取れたいわば健康美が見て取れる。

(女房にするには、好い身体だな)
改めて唇を合わせ、○○を吸い、○○をやわやわと○○あげる。
身体をかぶせると、恭子は○○開いた。
吾郎は、枕の下に忍ばせておいた○○を取り出した。
「あのう、今日からしばらくは、安全日ですから、ご心配なく」
「ああ、そうなの」
(折角の○○を頂くのに、矢張り抜き身がいい。気の利く女だ)
いろいろあったが、思えば○○を○○するのは初めてだ。

目前に開かれた○○は、盛り上がって○○がよく見える。
(○○が出ていたから、○○上付きだ。これは○○だぞ)
吾郎の○○は、○○な眺めをすっかり楽しんで、
○○を振りかざしている。○○から溢れる○○をまぶし、
口に含んだ唾を○○つけた。
○○て見える恭子の○○にも、唾をたっぷりと塗りつける。
さあ、○○を○○に合わせる。
「恭子さん、君は素敵だ、愛してます」
腰を進める。 ○○が○○を隠して、止まった。
「恭子さん、力を抜いて、ゆったりと~ゆったりと」

片手で体重を支えて、片手で○○を弄る。
○○から、胸全体に指を這わせる。
「恭子さん、好きです、大好きです」
○○が抵抗を突き抜けると、○○はそのまま
○○中に滑り込んだ。
「恭子さん、○○、もう大丈夫」
「思った程痛くありません。お上手なんですね。
これって変な言い方ですね」

「白状すると、○○をしたの、恭子さんが初めてなんです。
その意味では、僕も○○です。
心配するといけないので、済むまで黙っていました」
「有難うございました。吾郎さんて、優しいんですね。
嬉しいわ」

恭子とおしゃべりをしている間にも、吾郎の○○は
恭子の中で、キリキリトと○○続けている。    
しっかりと○○掴まれている感じは、
生き造りのシマアジの刺身を舌に乗せ、
静かに味わう感触に似ている。

あまり腰を使っては痛むだろうと、吾郎は極力
動かさないようにしていた。
それでも条件反射で、気持ちがいいと、○○勝手に動く。
シックリと掴まれた○○中で、○○と小気味良く滑る
○○からは、湧き上がる疼きが、
○○へ、○○へ、○○へと広がっていく。

「あのう、腰使ってください、私は大丈夫ですから」
「はい、すみません」
恭子の了解が出たので、吾郎は静かに抽送を始めた。
吾郎は思わず上ずっていた。
まるで○○牛が、熟練の乳搾りに絞られているように、
○○根元から、ジュワジュワと○○湧き上がってくる。
(何ていう○○なんだ、もう我慢が出来ない)
「吾郎さん、好きです」

(つづく)

Author :ぺぺ
http://syosetu.net/




『和歌山ブルース』





Tinko_2
人の為(ため)と
書いて
いつわり(偽)と
読むんだねぇ 

 
  
 

子を持つも持たぬも人の宿命(さだめ)なり
日に日に努めて行かむ
あなたの人生なんだから好きなように
お行きなさい(生きなさい)




入れてもらえば気持ちは良いが、
  どこか気兼ねなもらい風呂




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