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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3


『石になったオオカミ』 岩手県の民話

むかしむかし、あるけわしい山のふもとに、家が二十軒ばかりの
小さな村がありました。
ある年の正月の夕方のこと、どこから来たのか、吹雪の中を
まずしい旅姿の母と娘がこの村を通りかかりました。
歩きつかれた母と娘は一晩泊めてもらおうと、
村の家々をたずねましたが、見知らぬ者を
泊めてくれるところはありません。
でもやっと、ある家のおばあさんが、「それでは、村はずれの
お寺へ行きなさい」と、道を教えてくれました。

母と娘はやっとの思いで、お寺へたどりつきましたが、
ここでも二人を泊めてはくれません。でも、
「本堂の縁の下でよければ、かってに泊まっていけ」と、
言ってくれました。
その夜、母と娘は雪がふきこむ本堂の縁の下で、
ブルブルとふるえながら抱きあっていました。

夜ふけになると、裏山ではオオカミたちが大きな声でほえていました。
そして夜が明けると、本堂の縁の下にあみ笠をひとつ残して、
母と娘の姿は消えていました。

さて、それから何ヶ月かたったある秋の日のことです。
となり村で用事をすませたお寺の和尚さんが
夜の山道を帰ってくるとき、峠で六頭のオオカミにおそわれて
殺されてしまいました。

そこで村人たちは、腕のいい熊平(くまへい)という猟師に
オオカミ退治を頼みました。
熊平はオオカミがすむほらあなをさがしだすと、
近くの木にのぼってオオカミが出てくるのを待ちました。
しばらくすると、六頭のオオカミがほらあなから出てきました。
「いまだ!」 ドスーン! ドスーン!

熊平は狙いをつけて次々と鉄砲をうちましたが、
オオカミたちはすばやく身をかわしてしまうので、
一発も当たらないうちに玉がなくなってしまいました。
そして玉がなくなった事を知ったオオカミたちは、
熊平がいる木の下へ走っていきました。
そのときです。
オオカミがすむほらあなから、一人の娘が出てきました。

娘はお寺の縁の下から姿を消した、あの娘です。
母親はいませんが、娘は生きていて、なんとオオカミと
一緒にくらしていたのです。
娘はオオカミたちに、大声でさけびました。
「その人には、帰りを待つ家族がいる。もう許してやりなさい!」

娘の声をきくと、オオカミたちはすぐに木の下をはなれて、
ほらあなへもどっていきました。
それから年がかわったある冬の夜、六頭のオオカミが
村を襲いにきました。
するとまた、あの娘があらわれて、
「この村には吹雪の晩、お寺への道を教えてくれた、
やさしい心をもった方がいるんだよ。暴れずに帰りなさい」と、
オオカミたちに言ったのです。

するとそのとき、村の猟師の放った矢がとんできて、
娘の胸につきささりました。
娘はその場にばったりと倒れて死んでしまい、
オオカミたちはいつのまにかいなくなってしまいました。

それからしばらくして、村の人が峠の道の脇で、
六頭のオオカミが石になっているのを見つけました。
それから毎年、娘が死んだ日の夜になると、
石になったオオカミたちの悲しそうな遠ぼえが、
峠の道から聞こえてくるという事です。

おしまい



『ウサギとカメとフクロウ 』和歌山県の民話

むかしむかし、由良(ゆら)和歌山県のほぼ中央の小山に、
ウサギとカメとフクロウが住んでいました。
ある日の事、ウサギとカメがかけっこをする事になり、
空を飛べるフクロウが審判を引き受けました。

「ヨーイ、ドン!」 フクロウの合図に、ウサギとカメは、
ピョンピョン、ノソノソと、かけ出しました。
「へへーん。ウサギがカメに負けるものか」
先を走るウサギが、もう少しでゴールという時、
空からフクロウが言いました。
「ウサギさん。カメさんは、もうとっくにゴールについているよ」
「なんだって! そんな馬鹿な事があるものか!」

ウサギがあわててゴールにかけ込んでみると、
先についたカメがゆうゆうと汗をふいているではありませんか。
「うそだ! ウサギがカメに負けるなんて、
こんなおかしな事があるものか!」

ウサギは、もう一度カメと勝負をしましたが、
今度も負けてしまいました。
「わーん! カメに負けてしまったよー!」
ウサギはくやしくてくやしくて、小山の木かげにかくれて
泣き続けました。

そしてあんまり目をこすったので、ウサギの目は
まっ赤になってしまいました。
そこへ神さまが現れて、ウサギに声をかけました。
「これこれウサギよ、もう泣くんじゃない。
お前は、フクロウとカメにだまされたんじゃ。
お前と一緒に走ったカメは山の中で引きかえし、
小山の向こうで待っていたカメが先にかけ込んだのじゃ」

それから神さまは、二匹のカメを捕まえて、
「この、おうちゃく者め!」 と、つえで背中を叩きました。
それでカメの背中は、ひびだらけなのです。

次に神さまは、フクロウを捕まえて、 「この、ろくでなしめ!」 と、
フクロウの目玉をつえで叩きました。
それでフクロウは、夜しか目が見えなくなったのです。

おしまい



「ウサギの角」




誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば、言い訳になるから……。


Mituo 人の為 と
書いて、
いつわり(偽) と
読むんだねぇ 

 
  
 
 
時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる  



鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、
  そばで地蔵が食べたがる 
 




      P R
        カビの生えない・きれいなお風呂
        
        お風呂物語