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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 
根はみえないんだなあ



Kobanasi_3


西郷隆盛と馬
鹿児島県鹿児島市の民話


近代日本を作った偉人の一人に西郷隆盛がいます。
この西郷隆盛は、ちょっと変わった行動をする事でも
有名だったそうです。
西郷隆盛の、ちょっと変わった笑い話です。

ある日の事、西郷さんはお百姓の家で、
ふかしたてのサツマイモをごちそうになりました。
「おおっ、うまかサツマイモだ」
そのサツマイモを気に入った西郷さんは、
ざるに盛り上げたサツマイモを一人で
全部たいらげた上に、お土産として
一俵もサツマイモをもらったのです。

ですがいくら力持ちの西郷さんでも、
一俵(→約50㎏)のサツマイモをかついで
帰るのは大変です。
そこで西郷さんはお百姓に馬を貸してもらうと、
ポックリポックリと上機嫌で帰って行きました。

ところが途中の坂で馬がよろけて、
背中のイモ俵を落としてしまったのです。
落ちたイモ俵からサツマイモが飛び出して、
坂道をコロコロコロコロと転がって行きました。
「しもうた。イモが、逃げおるわい」

ところが西郷さんは、転がって行くサツマイモを
拾おうとはしません。それどころか馬に向かって、
こう文句を言ったのです。
「イモが逃げたのは、お前の不注意だ。
待ってやるから、お前が始末せい」
そして西郷さんは、のんびりと
タバコをふかし始めました。

しかしいくら西郷さんに文句を言われても、
馬がイモを拾うはずがありません。
馬は気持ちよさそうにタバコをふかす西郷さんの隣で、
じっと立っていました。

そこへ通りかかったお百姓が、道いっぱいに
散らばったサツマイモを見て西郷さんに尋ねました。
「こりゃあ、どうしたんですか?」
すると西郷さんは、大きくタバコをふかしながら
言いました。
「なあに、馬がイモをこぼしたで、
『自分がした事は、自分で始末せい』と、
教えとるところです」
「・・・はあ。馬にですか」

お百姓は、あきれてしまいました。 
(西郷さんは偉いお人だそうだが、
何とも変わったお人だ)
お百姓はサツマイモを拾い集めると、
元の様に馬の背中に乗せて、
そのまま行ってしまいました。

さて、それからしばらくしてようやく
タバコを吸い終えた西郷さんは、
大きなあくびをすると馬の方に向き直りました。
「おおっ、ちゃんと自分で始末できたな。
やれば出来るじゃないか」
西郷さんは馬の手綱を取ると、
何事もなかったかのように
ポックリポックリと帰って行ったそうです。


おしまい


瓜子姫



大声、小声

むかし、あるところに、百姓の兄弟がいました。
弟は良く働くのですが、ちょっと頭が弱いのが欠点です。
ある日の事、二人で野良仕事をしていましたが、
ちょうどお昼になったので兄が言いました。
「先に帰って飯を炊いておくから、呼んだら帰って来いよ」
「はい、兄さん」
やがて飯が炊けたので、兄は外に出て弟に言いました。
「おーい。飯が出来たぞー!」
すると弟は、畑から大きな声で返事をしました。
「わかったよ、兄さん。クワを盗まれないように、
あぜに隠してから行くからー!」

さて、二人で昼飯を食べている時に、
兄が弟に言いました。
「弟よ。物を隠す時は、
人にわからないようにするもんだぞ。
お前みたいに大声で言ったら、
誰かが聞いて盗んで行くかもしれんぞ。
大声には、気をつけたがいいぞ」
「なるほど、大声には気をつけるか」

昼飯が終わって先に弟が畑に帰って見ると、
何とあぜに隠してある兄弟の大切なクワを
誰かが盗もうとしているところでした。
(大変だ! すぐに兄さんに知らせないと!)

びっくりした弟はすぐに大声を出して
兄を呼ぼうと思いましたが、
さっき兄に大声を注意された事を思い出して、
慌てて口をふさぎました。
(困ったな。早く兄さんを呼ばないと、
クワが盗まれてしまう)

そこで弟は急いで家に帰ってくると、
兄の耳元に口を寄せて小さな小さな声で
そっと言いました。「兄さん。クワが盗まれそうだ」

その後、兄は急いで畑に行きましたが、
クワはもう盗まれた後でした。

おしまい


女主人と召使いの女たち




人の為(ため) と
書いて、
いつわり(偽) と
読むんだねぇ 

 
 
 

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから。



時は絶えず流れ、
  今、微笑む花も、明日には枯れる  






P R

カビの生えないお風呂

お風呂物語 

furo