流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・番外編(18禁)

妄想劇場・番外編(18禁)

信じれば真実、疑えば妄想……

時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる


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18歳未満禁止の内容が
含まれています
18歳未満の方は
ご遠慮下さい。

 
 
メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!


アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい。



口伝つちのこ異聞(5)

全身を被う脂ののった肉感。その感触を
確かめながら、私は眩むような
快感の波に没入していった。
女はしばし、私に身を委ねた。
◎◎を舐めていると、ときおり小刻みに
微細な痙攣が走るのが感じられる。
明らかに昇っている。……口を噛みしめ、
声を呑み込んでいる様子である。

頃合いかと体を起こすと、女は乱れた
息の合間に、 「そのまま、来てください…」
そして脚を開き、膝を引き上げ、
◎◎を上に向けて身構えた。
宛てがって、のしかかった。

「あうう…」 ◎◎で動き始めて間もなく、
女が合わせて腰を使い出した。
私が引くと女も締めながら扱くように引く。
その加減は◎◎そのものが◎◎を包んで
巻き上げている一体感であった。
やがて女の締め上げがきつくなって
律動が乱れてきた。頂の星が遠く瞬き、
私はそこに向かって突き進んだ。

首に絡んだ女の腕にぐっと力が加わる。
脚にも挟まれ、まさに一体となった。
「ごめんなさい…あたし…」
女の声は切迫していた。体も硬直してきた。
(◎◎…) 思った時、
自分の引き金も引いていた。
女がはっきりと口走った。
「◎◎ !」 腹の底から絞り出された声は
私の絶頂を導いた。
「うお…」放出と女の収縮がせめぎ合い、
長い余韻を引きずった。

目覚めると女の姿はなく、
かすかに朝餉の支度らしい物音が聴こえていた。
雨戸はすでに開けられていて、
夏の日差しが障子に切り込んでいる。
鳥のさえずりと蝉の声が現実を揺り動かしていた。

(昨夜のこと…) 二度目の後、
女に誘われるまま一緒にもつれるように
風呂に入った。
…言葉の代わりに口づけ……そして酒を飲み……
ぐったりして横になったところで
丹念な◎◎が始まったのだ。……
私はそのまま眠りに就いてもいいほど満足していた。
だからなかなか◎◎なかった。それでも女は
口をすぼめて上下を繰り返した。

硬くなった…と感じた時には◎◎宛がわれ、
根元まで埋め込まれた。
そしてそれまでにはなかった激しい動きが
始まった。
叩きつけるように弾む体、
ゆっさゆっさと◎◎が円を描いて乱舞した。
「イッテくださいね…」
息を乱した女の声を聞きながら
気が遠くなっていったのを憶えている。
(それから間もなく寝入ってしまったようだ…)

私は頭の重い感覚にしばらく起き上がれなかった。
居間に行くと、老婆も女も何事もなかったように
朝の微笑みを見せた。
「よくお休みになれましたか?」
女の言葉は自然なやさしさに溢れていた。
裏に何か含んだものは微塵も感じさせない
明るい物言いである。
「今日も暑くなりそうです」

朝食を終え、帰り際に老婆が小瓶を持ってきて
新聞紙に包んだ。
「お荷物ですが、ゆうべ召しあがった酒です。
気に入っていただいたので少しですが
お持ちください」 そして手渡しながら、
「ご内密に…」
目を伏せて意を含めるように小声で言った。
「またのお越しを…」

老婆と女に見送られ、歩きだしてから
何度村を振り返ったことだろう。
何かを引きずっているような、複雑な想いが
心を去来していた。けだるさと心地よさ、
夢と現実。相反する想念が混然として、
しかも同じ方向に流れている。
理解よりも受け止めるしかない現実と事実があった。
案内板のある分岐で煙草を喫って一服していると、
村の方から数人の男たちがやって来た。
一人、二人、三人。各々間隔があいている。
連れではなさそうである。


続く

Author :まきお
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人が世間をつくるのか 
世間が人をつくるのか 
渡る浮世の冷たい風に 
いいことばかりじゃなかったわ 
悲しいことが多かった 
酒に酔いしれ つぶやく言葉 
いつも女は哀しいものよ 
今度は男に生まれたい……



歌は心の走馬灯、
 歌は世につれ、世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡



松崎しげる『 ハゲのメモリー 』




Tinko_2
人の為(ため)と
書いて
いつわり(偽)と
読むんだねぇ

 
 

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば言い訳と、愚痴になるから……







P R

カビの生えない・お風呂

お風呂物語

furo