流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

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 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない


みのる


昨日という日は歴史、
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暖かい食事

数年前、不況で俺はリストラされた。
なかなか職が見つからず、
仕方なく親戚が支配人をしているファミレスで
3ヵ月バイトをすることになった。
その時たくさんの家族連れを見てきたが、
子供の世話ってどの家族連れも母親がしていた。

暖かい食事を持っていっても、
嫁さんは子供に食べさしたりして、
料理はどんどん冷めていく。
なのに旦那は、子供が何しようが
嫁さんの料理が冷めようがお構いなしに
自分の分を食べて行く。

食事が終わると子供の世話をする人もいれば、
新聞を読み出す人もいる。
どっちにせよ、暖かい食事を食べれる
嫁さんはすくない。
多分どこの家でもこうなんだろうな。
もし俺に子供ができたら、俺は面倒を見てやろう。
嫁さんに暖かい食事を食べさしてやろう。
そう思った。

それからしばらくして俺はそれなりに
会社に再就職した。
子供にも恵まれた。
ファミレスに行った時、子供の世話をする嫁さんと
その皿をみてふと思い出した。
『あぁ。俺、あの時の旦那と同じコトしてるな』と
そして俺は「俺が面倒みるから、
お前先食えよ。」と言った。
嫁さんは驚いた顔をした。
家にいても滅多に子供の面倒みないからな…

嫁さんは「悪いから…」と言ったが
「いいから。ほら!」と娘用のスプーンをとり、
娘に食べさせた。
嫁さんは小さく「ありがとう」といい、
暖かい食事を食べ始めた。
嫁はいつもより早口で食事をし、俺と交替した
。俺の手からスプーンを受け取る時
「ありがとう…本当にありがとね」と
何故か涙ぐんでいた。
俺の皿には冷めた料理がのっていたが、
それでもいつもより美味く感じた。




【障害のある姉からの便箋 】

 

主人が失明した原因

主人は3年前に左目を失明した。
義眼を入れているので、
見た目は言われなければわからない。
失明した原因は当時1歳7ヶ月だった
息子とじゃれあって遊んでいた時
おもちゃの先端が主人の左目に
運悪く刺さってしまったからだ。

事故当時、主人より息子の方が
泣き叫んでいたように感じる。
子供心にただ事ではないことを感じていたんだろう。
傷の具合が良くなくなってから主人は、
自分の運転中に何かあってはならない、と
車の運転をやめた。
趣味だったバイクも売った。
ただ、いつの日か後ろに乗せて
一緒に出かけるために、と
息子の1歳の誕生日に買った
新品の子供用ヘルメットはまだ家にある。

4歳を過ぎた息子は今、
父親の左目が見えないことも、
なぜそうなったかも、まだ知らないはずだ。
言ってはならないと主人にきつく言われているし、
私自身わざわざ教える必要もないと
思っているからだ。

ひょっとしたらもう父親の異変に
気づいてるのかも知れない。
主人は今日も息子と一緒に公園に出かけ、
大はしゃぎしながら帰ってきた。
いずれ父の左目が見えないことも、
その理由も知る時が必ずやってくるだろう。
だけど私には泣きじゃくる息子の頭を
笑顔で撫でている主人しか想像できない。

主人が、父親で、本当によかったと
感謝の気持ちでいっぱいです。




おばあさんのために席を譲らせた高校生のGJ




人の為(ため)と書いて
いつわり(偽)と読むんだねぇ

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……
時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる


時は絶えず流れ、
 今、微笑む花も、明日には枯れる








furo
P R 
きれいなお風呂・宣言  


お風呂物語