流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・番外編

妄想劇場・番外編

信じれば真実、疑えば妄想……


落語の原型とも言われている江戸小咄は、
話の春画ともいうべきもので、
江戸時代の庶民の楽しみとして広く伝わって
おおらかに性を笑いに取り入れて
現代にまで至っています。



破れ傘 

ある武者修行の男、山のなかの一軒家に泊まる。
その家には美しい年増がひとり住んでいるきりなので、
泊めるからには気があるだろうと、
女が寝たころを見はからって、
女の寝ている部屋へ忍びこんでいいよった。

女は武者修行の男をうまくあしらうが、
肝心のところへくるとさせない。
男はひと晩じゅう女を自由にしようとしたが、
ついにものにならぬうちに夜が明けた。

夜が明けてみると、女も一軒家もかき消えて、
残るは一本の破れ傘ばかり
「さては、あの女はこの破れ傘が化けたものか、
どうりで、させそうでさせなかった」

おあとはよろしいようで…


 

美しい娘と、ハンサムな農家の青年が山道を歩いていた。

青年は大きな桶を背負い、片手に鶏を抱え、
別の手に杖と、一匹の山羊をつないだ縄をもって歩いている。
二人は、薄暗い森の小道にはいった。
娘が言った。
「こんな所を、あなたと歩くのこわいわ。
あなたは、あたしにキスするかもしれないんだもの」

純朴そうな青年が、苦笑した。
「どうして、ぼくがキスなどできるんだい?
両手がふさがっているし、背中には、桶をかついでいるしさ」

「できるわよ。その桶をさかさまに下へおろして、
鶏を中に入れちゃうのよ。
それから、山羊は、杖にゆわえつけて、
逃げないようになさいよ。ね、そうでしょう?」…


おあとはよろしいようで…

 




誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……



歌は心の走馬灯、
花に例えた古い歌
 今さら聞いても仕方がないが
 何処に置いても飾っても
  歌も花も、枯れてゆく……
  人生、絵模様、万華鏡…


18禁 「そしてめぐり逢い」

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー、


時は絶えず流れ、
    今、微笑む花も、明日には枯れる





P R
きれいなお風呂・宣言 

お風呂物語