流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

お父さんごめんなさい

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幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない

 
お父さんごめんなさい

俺は5歳の時に病気で母親を亡くした。
お父さんは俺を1人で育てたが、
俺が16になったばかりの時に
お父さんにも恋人ができて、
結婚するとか言って
新しいお母さんになる人ができた。
俺は勿論大反対。
なんかお父さんが母親を裏切った気がした。
当時は俺は反抗期だったし許せなかった。
お父さんは「良い人なんだけど、
俺は許せなかった
俺は「お父さんはお母さんを裏切るんだな、
俺の事は気にしないでもう一緒になれよ」と言った。
お父さんは俯いたまま「ごめんな」と俺に謝った。
俺には、そうです裏切るんです。とでも
言っているように聞こえて許せなかった。
今までの16年間育ててきてくれた恩なんて
一気に吹っ飛んだ。
何だ?この男と思った。
結局性欲で生身の女を取るのかなんて事も思った。
しばらくして俺は高校を辞めて
コンビニで稼いだ少ない給料で家を借りた。
家を出てから、
一度も連絡を取り合った事がなかった。
元気かな?とかは 正直考えてたけど
思い出す度にお父さんという認識では無く、
母親を裏切った男として思い出した。
今は新しい女と暮らして幸せにしてんのかな?
子供とか出来たのかな?なんて思うと
吐き気がしたくらいだった。
そんな俺も23になり、彼女と結婚する事にした。
家庭への憧れが強かった俺は
早くに結婚して幸せになってみたかった。
だが彼女が結婚条件をだした。
お父さんに会いに行ってあげてという事だった。
綺麗に心がスッキリしたら
ちゃんと結婚して式をあげましょうと言った。
俺は固まった。
なんでこいつまでお父さんにこだわんの…って思った。
でもあまりの説得に俺は折れて
結婚の報告だけ俺1人で行く事にした。
6年ぶりに会うし結婚報告しにいくのに
俺、破れたボロボロのパジャマにしてたTシャツに
下はスウェットで行った。
実家の鍵は家出た時からずっと持ってたから
普通に開けて入った。
知らないおばさんがビックリした顔で突っ立ってた。
「あら、どちら様ですか?」って。
俺はこんなおばさんと結婚したのかよ…とか思って
溜め息ついて、「息子です」と一言言った。
すると「あら息子さん!
いつも話は聞いておりました。
ヘルパーの○◎︎と申します。」と言われて
俺は、ヘルパーかよ…
身体悪いのか?と思い、部屋に上がり込んだ。
お父さんがベッドで寝てた。
一瞬誰だが分かんなかった。
6年ぶりだからとかそういうのじゃなくて、
身体痩せすぎ…骨すぎ…
みたいな感じでビックリした。
53歳の身体じゃねぇだろこれ…って感じ。
俺「お父さん、久しぶり」
父「○×︎(俺の名前)!?」すげー顔でビックリしてた。
そんな弱ったお父さんの姿を見ても
俺は何も思わなかった。
酷い奴かもしれないけど本当に何も思わなかったんだ。
パッパと結婚報告して帰ろう…くらいとしか思わなかった。
俺「てか俺結婚するんだわ。それだけ報告しに来た。」
父「そうか…おめでとう。あの時は本当に悪かった。」
俺「いや別に。お父さんは、どうなの
あの時の女。仲良くやってんの?」
そしたらめっちゃ笑顔で、 「愛せなかった。
だからお前が泣いて大反対した日から
別れているよ。」と言った、
俺は予想外過ぎてビックリした。
そのあと、父の話を聞くと
俺のお母さんが自分が死ぬと分かっ た時に
手紙を父に残したらしい。 一部だけど、
「私が亡くなってしまっても、
絶対に結婚して。(俺)には母親が必要だから。
貴方みたいな男っぽい人はきっと料理も出来ないし、
掃除もできないだろうから優しい人と結婚して。
貴方と(俺)を包んでくれる人と結婚して。
私に悪い…とかはいいから必ずです。
お願いします。約束ですです。」と書いてた。
俺は泣いたあと、子供みたいに声あげて泣いた。
俺は泣きすぎて死ぬかと思った。
ヘルパーさんとかめっちゃアワアワしてたけど、
お父さんは「ごめんなぁ…」と謝った。
この人はお母さんとの約束を破ってまで、
俺の為に結婚しなかったのか。俺、
7年間なにやってたんだ?
この人ほったらかしにして何やってたんだ?
この人7年間ずっと女作らなかったとか
毎日ご飯どうしてたんだ?
俺の事怒ってなかったの?
俺酷い事めっちゃ言ったし7年間、
貴方のことお父さんと思った事なかったのに、
貴方は俺の事ずっと大切に思ってたりしてたわけ?
痩せてガリガリだし骨だし何なんだよ。
俺はお父さんに泣きながら謝った。
お父さんは「俺の方こそごめんなぁ…
酒ばっか飲んじまって多分そんな長くないんだ。
お前の事1人にするようで悪い。でも、そうか
…結婚するのか…
結婚式は出たいなぁ」 と言った。
今でも鮮明に蘇る。
そこから俺は毎日実家に通った。
どんなに仕事が遅く終わっても電車で行った。
終電を逃した日はタクシーで行った。
ある日から病院で入院した。
そこからは病院に通い続けた。
でもある日、病院から電話がきた。
お父さんが亡くなったと。
俺は頭が真っ白になって急いで病院に行った。
とても綺麗な顔で生き返る気がして
何度も医者に頼んだ。泣いた。
まだ若いじゃん、俺バカじゃん。
本当にバカじゃん。
7年間マジでただの無駄じゃん。
もっと会えたじゃん話せたじゃん。
飲む酒の量だって控えろよって
隣で言ってあげれてたら、
そうだなって笑って飲むの
辞めてくれてたかもしれないのに。
俺は後悔しかない。
落ち込みのあまり結婚も破棄にして、
彼女とも別れた。
今だに後悔でしかなくて
俺も今はもう31だけど、この後悔を
一生背負っていく覚悟はできている。

お父さん、本当にごめんな。



(実話 )知的な障がいを持つ少女たち
障害者雇用の中でも特に知的障害者
雇用されにくいという現実があります。
そんな知的障害者を、
最初は「可哀想だから」という理由で雇った、
日本理化学工業大山泰弘氏。しかし、
知的障害者達を法定雇用率などの理由を抜きにして
しっかりと雇用し、会社として成り立たせ、

ボランティアではなく、しっかりとした人材として
活用出来ています。
少子高齢化で若者が減っている現在。
障害者を、人材として活用する術を
企業が見出すことが出来れば、
障害者の人材を活かすことが出来るだろう。






「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」~

ある男性が結婚まで考えていた彼女に
振られました。
他に好きな男が出来たということでした。
それから半年… 失恋のショックから
少しずつ立ち直っていた彼に、
彼女の妹から電話が…
付き合って3年の彼女に唐突に振られた。 
「他に好きな男が出来たからー、じゃーねー」 
就職して2年、そろそろ結婚とかも真剣に
考えてたのに、目の前が真っ暗になった。
俺は本当に彼女が好きだったし、
勿論浮気もしたことないし、
俺は 格別イイ男って訳じゃなかったけど、
彼女の事は本当に大事にしてたつもりだった。
なのに、すっげーあっさりスッパリやられた。
どーにもこーにも収まりつかなくて、
電話するも着信拒否、家に行っても いつも居留守、
バイト先も辞めてた。 徹底的に避けられた。
もーショックですげー荒れた。
仕事に打ち込みまくった。
それから半年、お陰で同期の中で
ダントツの出世頭になってた。
彼女の事も、少しずつ忘れ始めてた、
そんなある日。
携帯に知らない番号から電話がかかってきた。
最初は悪戯とかだと思って無視ってたんだけど、
何回もかかってくる。 仕方ないから出た。
別れた彼女の妹を名乗る女からだった。
その女が俺に言った。 
「お姉ちゃんに会いに来てくれませんか?」・・
彼女は白血病にかかっていて、入院していた。
ドナーがやっと見つかったものの、状態は非常に悪く、
手術をしても 助かる確率は五分五分だという。
入院したのは俺と別れた直後だった。
俺は、病院へ駆けつけた。
無菌室にいる彼女をガラス越しに見た瞬間、
俺は周りの目を忘れて怒鳴った。
「お前、何勝手な真似してんだよっ!
俺はそんなに頼りないかよっ!!」
彼女は俺の姿を見て、しばらく呆然としていた。
どうして俺がここに居るのかわからない、という顔だった。
その姿は本当に小さくて、今にも消えてしまいそうだった。
でもすぐに、彼女はハッと我に返った顔になり、
険しい顔でそっぽを向いた。
俺は、その場に泣き崩れた。堪らなかった、
この期に及んでまだ意地をはる彼女の心が、
愛しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。
その日から手術までの2週間、俺は毎日病院に通った。
けれど、彼女は変わらず頑なに俺を拒絶し続けた。
そして手術の日。俺は会社を休んで病院に居た。
俺が病院に着いた時にはもう彼女は手術室の中だった。
手術は無事成功。けれど、安心は出来なかった。
抗生物質を飲み、経過を慎重に見なくてはならないと
医者が言った。
俺は手術後も毎日病院に通った。
彼女は、ゆっくりではあるけれど、回復していった。
そして彼女は、相変わらず俺の顔も見ようとしなかった。
ようやく退院出来る日が来た。
定期的に検査の為、通院しなくてはならないし、
薬は飲まなくてはならないけれど、
日常生活を送れるまでに彼女は回復した。
俺は当然、彼女に会いに行った。
お祝いの花束と贈り物を持って。
「退院、おめでとう」そう言って、花束を手渡した。
彼女は無言で受け取ってくれた。
俺はポケットから小さい箱を取り出して中身を見せた。
俗に言う給料の3ヶ月分ってヤツ。
「これももらって欲しいんだけど。俺、本気だから」
そう言ったら、彼女は凄く驚いた顔をしてから、俯いた。
「馬鹿じゃないの」彼女の肩が震えていた。
「うん、俺馬鹿だよ。お前がどんな思いしてたかなんて
全然知らなかった。本当にごめん」
「私、これから先だってどうなるかわからないんだよ?」
「知ってる。色々これでも勉強したから。で、
どうかな? 俺の嫁さんになってくれる?」
彼女は顔を上げて、涙いっぱいの目で俺を見た。
「ありがとう」俺は彼女を抱きしめて、
一緒に泣いた。
ウチの親には反対されたけど、俺は彼女と結婚した。
それから2年。あまり体は強くないけれど、
気は人一倍強い嫁さんの尻に敷かれてる俺がいる。
子供もいつか授かればいいな、という感じで
無理せず暢気に構えてる。
——後日談——-
嫁さんのお腹に新しい命が宿ってるってわかった。
「子供は授かりものだから、無理しないで
のんびり構えとこう」とか言ってたけど、
正直諦め気味だった。
まだ豆粒みたいなもんなんだろうけど、
俺と嫁さんの子供が嫁さんのお腹の中にいる。
そう思っただけで、何か訳の分からない熱いものが
胸の奥からこみ上げてきて、泣いた。
嫁さんも泣いてた。
実家に電話したら、結婚の時あんだけ反対してた
ウチの親まで泣き出した。
「良かったなぁ、良かったなぁ。
神様はちゃんとおるんやなぁ」 って。
嫁さんの親御さんは 「ありがとう、ありがとう」 って
泣いてた。皆で泣きまくり。
嫁さんは 身体があんまり丈夫じゃないから、
産まれるまで色々大変だろうけど、
俺は死ぬ気で嫁さんと子供を守り抜く。
誰よりも強いお父さんになってやる。

さよならの理由 ~

時は絶えず流れ、
 今、微笑む花も、明日には枯れる


100回たたくと壊れる壁を
99回であきらめるな







P R
”車をきれいに”!!
特 長
塗装表面に塗布するだけで、
極薄いガラス皮膜を形成します。 
汚れが内部まで浸透しない為、
お手入れがラクラク

1滴の奇蹟