流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・特別編

信じれば真実、疑えば妄想……


Mituo

昨日という日は
歴史、
今日という日は
プレゼント
明日という日は
ミステリー

 
 
 

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、言えば…



『事件史探求』

豊かな生活をおくるこの繁栄の陰に
多くの犠牲や謎に包まれた事件が数多くあり
過去の教訓を活かす為にも「負の財産」」を忘れてはならない


『ホームレスは何人いるのか?』
  (NO2)

2008年4月5日に発表された厚生労働省の、
ホームレスに関する調査によれば、
日本のホームレスの数は1万6018人。そのうち男性が1万4707人で
全体の91.8%を占める。
女性は531人で3.3%、性別不明者が780人いた。

「性別不明者」という項目があるのは、調査の行われた時期が
冬だったために、防寒着などで顔が隠れていて
男女の判断が出来なかったということである。

ホームレスは全国におり、一番多いのは大阪で4333人、
次が東京で3796人となっている。
初めてホームレスの調査が行われた2003年には
2万5296人だったというから、ずいぶんと減ったことになる。
都会の雇用情勢が好転したためではないかと考えられている。

だがホームレスの数に関しては「この調査自体にかなりの穴がある。」と、
数を取っていくのも、調査員が遠くから見て数をカウントしていっただけで、
実際に一人一人に接触して確認したわけではない。
性別不明者という項目があるのも、そのためだ。

そして調査が行われたのは昼間である。多くのホームレスは昼は
雑誌拾いをしたり日雇いのアルバイトに出ていることが多い。
そしてわりとまともな格好をしているホームレスであれば、
図書館やデパートで一日を過ごしている。

この調査の数は、昼間に河川敷や公園で確認出来ただけの数であり、
実際には含まれていない数が相当いると思われる。
近年はホテル以外にも夜通し過ごせる所が増え、時々報じられる、
マクドナルドで一晩を過ごすマクド難民と呼ばれるホームレスや、
ネットカフェで過ごす者も増えている。

最終便が出た後のバスターミナルのベンチなどは、
ホームレスたちの寝床になっているらしく、
その他道路に寝る者や、墓地、歩道の植え込みの陰、
商店街のシャッターの前など、ホームレスは様々な場所で寝ており、
このような者たち全ての数を数えることなどは、まず不可能である。



『あるホームレスの一日』  (NO2)

「ノブさん」の場合

通称ノブさん(49)と呼ばれる人物。ノブさんは、茨城で
電気店を経営していたのだが、近隣に大型電気店が相次いで
オープンしたために売上げが激減、
平成8年に自宅兼店舗を、信用金庫から2000万円借りて
建て替えていたのだが、この借金なども到底返せるような
状況ではなくなってしまった。
そして平成12年の末に、ついに廃業に追い込まれてしまった。

商売を辞めてからは、電気工事士の資格を生かして
設備工事の会社に就職したが、そこの給料では
生活していくのが精一杯。
借金を返すためにサラ金から金を借りるようになったが、
入ってくる金が少ないために次々借金を重ねることとなった。

信金への返済も全く出来なくなり、家は差し押さえられて
競売にかけられた。
最終的には自己破産し、妻とも離婚することとなった。
その上間もなくして設備工事の会社はリストラで解雇され、
地元で再び就職先を探したがどこも駄目だった。

東京なら何とかなるだろうと東京へ出てきたものの仕事には巡り合えず、
所持金もあっという間に底を尽き、
ホームレスの生活をすることになってしまった。

ノブさんは普段、段ボールの家に住んで
一日中何もしないというタイプではなく、何とか日々金を稼ごうとしている、
いわば前向きなホームレスであった。
稼いだ金でカプセルホテルや簡易旅館を泊まり歩き、洗濯もしているし、
身なりもわりと綺麗で、ちょっと見ただけではホームレスとは分らない。


駅で雑誌拾い
  
ノブさんは朝の6時から電車に乗っていたという。
電車は冷暖房完備なので、この中で寝ることが出来るのだ。
前日は川崎のマンガ喫茶で一晩過ごしたらしい。
荷物は衣類の入ったリュックサックとキャリーカー。
リュックサックはコインロッカーに入れ、キャリーカーを引っ張って
再び電車に乗る。

一駅ごとに降りては駅のゴミ箱から雑誌を拾っていく。この雑誌を売って
金に替えるためである。約2時間の雑誌拾いで収穫は大体100冊。
これを古本屋に持って行く。買い取り値は1冊20円から40円。
中には買ってもらえない本もあったが、全部で2700円になった。

食事は極力安いものを選ぶ。賞味期限間近で値引きされているような
パンなどである。
飲み物はペットボトルを持ち歩き、公園や図書館などで水を補充している。
缶コーヒーを買って少し休憩すると再び電車に乗り、
今度は元いた駅に引き返す。
帰りの道中でも同じように一駅ごとに降りて雑誌を拾って行く。
帰りも同じ100冊くらいは拾うことが出来た。

再び古本屋へ持ち込むと、いくつか混じっていたアダルト雑誌が評価が高く、
1冊100円で引き取ってもらい、合計で3300円になった。
この電車の往復で6000円稼ぐことが出来た。
この後は吉野屋で夕食。サウナで一泊して一日を終える。


売れそうな廃棄品を求めてゴミ捨て場へ

次の日も同じく昼から18時ごろまで雑誌拾いをして5300円を稼ぐ。
それから図書館で20時ごろまで寝る。立ち食いソバ屋で食事をした後、
電車に乗って移動する。今日はここからまだ働くらしい。
時間は22時になっており、辺りは人もまばらになっている。
ゴミの日の前日なのか、ノブさんの目的地は高級住宅街のゴミ捨て場だった。
ここで換金出来そうな物を拾っていく。

一箇所だけではなく何か所もまわり、ラジカセ、大量のゲームソフト、
CD、アディダスのコート、コーヒー茶碗のセット、ホットプレート、地球儀、
アダルトDVDなどを手に入れた。
次の日にこれらをリサイクルショップに持ち込む。
店主とはすでに顔なじみになっているようだ。ラジカセは300円、
コートは1400円、だがホットプレートは壊れていたので駄目だった。

DVD関係は、また別の店へ持って行く。本・CD・DVD専門の店である。
アダルトDVDは20枚で4000円、ゲームソフトは15枚で2200円、
CDは30枚で2600円で引き取ってもらった。
売れるものを全部売ると合計で10,900円になった。この後は昨日と同様、
電車に乗って雑誌拾い。この日の雑誌の稼ぎは3900円。
今日の仕事はここまでらしい。

次の日は土曜日になるが、ノブさんは、土曜と日曜はビルの清掃の
アルバイトをしているという。面接の時、履歴書は出したが、
住所は泊まっていた簡易旅館の住所を書いた。それでも採用された。
日雇いに近いバイトなので、そう追求したようなことは聞かないらしい。
多少金が入ったのでこの日はカプセルホテルに泊まる。
だいたい宿として利用するのはカプセルか、一泊2000円くらいの
簡易旅館である。風呂は銭湯、洗濯はコインランドリーだが、
風呂に入るのは一週間に1回程度。
その日の宿があって多少金があれば食い物も買えるし
週に1回は酒も飲む。

翌日。雑誌拾いを終わらせた後、丸の内や大手町にある大型ビルの
ゴミ集積場をあさりに行く。こういったビルは売れる物がたくさん
捨てられているのだという。
最初のビルでは大理石のタバコ入れや灰皿、ノートパソコン、
パソコンのソフトなどを手に入れた。別のビルもまわり、未開封の
ビデオテープ10本セット、日本人形などを拾う。

集めたものはリサイクルショップなどに持って行って換金する。
ノートパソコンが状態が良かったため、1万4000円で売れた。
これが大きく影響し、この日の儲けは全部で2万1100円。
ノブさんがこれまでに見つけた物の中で最高の値段で売れた物は、
日本橋のビルで拾った伊万里(いまり)の絵皿だという。
骨董品屋に持って行くと古伊万里の上物だということで
15万円で引き取ってくれた。

生活はなるべく切り詰めて金を残すように心がけている。
郵便局へいってここ最近稼いだ金を貯金する。キャッシュカードは
まだ社会人だったころに使っていたもので、口座はまだ生きているのだ。
現在の貯金額は20万円ほど。いずれこの生活から脱して
アパートを借りたいと思っているのだが、どうしても
最初の敷金などが必要で、何十万かは現金が必要になる。

仕事の合間にノブさんは、拾った求人情報誌や新聞の求人欄に
熱心に目を通す。「まともな職について普通の生活をしていくには
住所が必要なんだ。住所不定の人間なんて社会的信用はゼロだからね。」
「とにかく金を稼がなければ。いつまでもこんな生活はしてられないよ。」と
ノブさんは語る。

だがいつも上記のように雑誌や廃品がある程度の金になるとは限らない。
雑誌拾いで1回2000円3000円になるのは優秀な方で、
他のホームレスでは1000円ちょっとというパターンが多い。
雑誌拾いは人気の仕事なので競争相手も多いのだ。
ノブさんも、一日頑張ってもわずかな物しか拾えず、全く不調の時もある。
そういった時には仕方がないので貯金を降ろすことになる。
だからなかなか思ったようには貯まらない。

ノブさんはホームレスの中でも、社会復帰を目指して金を稼ぎ、
極力宿に泊まるという、いわば上のクラスに位置するホームレスである。
だが、ホームレスにもピンからキリまでおり、中には、
社会復帰などする気のない、このままの生活でいいと考える者もいる。



この生活がいい(Aさん : 当時53)

Aさんは岐阜県出身で、高校卒業後、東京の印刷会社へ就職。
15年勤務し、33歳で独立して、神田に印刷会社を設立した。
仕事は順調で、当時は普通の会社員の倍の収入があった。
しかし昭和60年ごろ、ワープロが世に普及していくと同時に
仕事が激減した。たちまち経営難におちいる。

しばらくは印刷会社をやりながらデパートの配送のバイトを
週末にしていたが、平成4年10月にとうとう廃業に追い込まれた。
その後は職を転々としていたが、どれも長続きはしなかった。
奥さんも働き始めたが、この頃から夫婦仲が悪くなり、
ケンカばかりするようになった。

奥さんは保険会社に勤め始めたが、才能があったのか、
たちまちトップセールスとなって、月収も多い時には50万を超えた。
それと同時に収入の少ないAさんを見下すようになった。
Aさんは非常に肩身の狭い思いをするようになる。
ある日、Aさんが飲みに出て深夜に帰って来ると再びケンカとなった。
「あんたなんかと一緒になるんじゃなかった!」と奥さんに言われ、
この日のケンカが決定的となって、翌日「仕事に行く」と言って家を出て、
Aさんはそのまま家出した。

だが持って出た所持金はたちまちのうちに底を尽き、
上野公園で暮らす生活となってしまった。あれ以来家には帰ってないが、
野宿するようになって1年後に、以前住んでいた団地を覗いてみると、
自分の家の表札が変わっていた。
今では女房と娘がどこに引っ越したのかも知らないし、
知りたいとも思わないと言う。


ここの生活はどうですかというインタビュー

「ボランティアの人が炊き出しをしてくれたり、おにぎりやカップラーメンを
持って来てくれたりするので、飢え死にするようなことはない。
繁華街を歩けば、まだ食べられる弁当だって捨ててあるしな。
着るものだって、ボランティアの人たちや教会の人たちが
古着をたくさん持って来てくれるし、ゴミの日に集積所をまわれば、
どこも痛んでないシャツやセーター、コートまで手に入る。

収入だって少しはあるんだ。時々引越し会社の臨時作業員をやってる。
ああいう日雇いのバイトってのは、履歴書を持って来いなんて言わない。
電話すると今度の金曜日にどこどこに集合って言われておしまい、
それだけなんだよ。

だいたい月の収入は3万円くらいだな。
雨の日とか、台風、雪の日なんかはカプセルホテルか
浅草の簡易旅館に泊まるようにしてるんだ。
とにかくここにいれば楽でいい。義務も責任もない。
一日中、気の合う仲間と酒を飲みながら麻雀をしたり将棋をさしたりして
一日が過ぎていく。
ボランティアの人が色々面倒みてくれるから働かなくても生きていけるんだ。
天国だ。ボランティア様々だよ。


仕事をする意思があるかどうかについて

「もらい癖がついた人間がまともに働けるわけがねえよ。」
「骨の髄まで野宿生活が染みついちまったんだ。もうあきらめてるよ。
将来もあるなんて思っちゃいない。それでいいじゃねえか。
人様に迷惑かけてるわけじゃないんだ。」
誰も好き好んでホームレスになる人間などはいない。
だが、いざなってみると「この生活もまあいいか」と
思い始める人はいるようである。……



体験談・見聞きしたこと『高速道路で運転中に眠くなった』

運転中、眠くなるというのは誰にでもあることである。
特に高速道路を走っている最中に眠くなるというのは恐ろしい。
近年では、高速バスの運転手が居眠りをして大事故を起こし、
何人もの死者が出た事件があったが、これに限らず、
居眠りが原因の事故は後を絶たない。

昔いた会社の同僚だったAさんは、その点、特に慎重な人で、
「運転中、眠くなったらすぐ寝る」を信条にしている人だった。
すぐに道路の左に寄せて車を停め、イスを倒して寝る。
夜だったら、よくバス停に停めて眠りに入るらしい。

そのAさんが、ある休みの日、実家へ帰省するために、
高速道路を走っていた。所要時間は約2時間の予定だった。
高速に入ってしばらくすると急に眠くなってきた。
眠くなったらすぐに寝るのがAさんなので、いつものように、
道路の左端に車を停めて、イスを倒して寝ることにした。
しかしこれが一般道ならまだしも、高速道路で左に停めて
寝るようなことは普通の人はしない。

Aさんの場合、このあたりがちょっと感覚がズレているのかも知れない。
横を100km以上のスピードで次々と車が通過していくが、
Aさんは気持ち良く眠りについていた。
しばらく経つと、窓をコンコンとノックする音が聞こえてきて目が覚めた。
Aさんが窓の外を見てみると、車の外にスーツ姿の
男が二人立っている。

ルームミラーで見ると、自分の車の後ろに乗用車が停まっており、
その乗用車の天井には赤いパトランプがついていた。
高速道路によくいる覆面パトカーだった。
当然、ノックしてきたのは警察の人。
「どうかされたんですか?具合でも悪いんですか?」と、聞いてきた。
「いや、別にそういうわけじゃないですけど、眠たくなったので、
ここで寝ていただけです。」とAさんが言うと

「あんた、高速道路で寝てちゃいけませんよ。寝るんだったら、
パーキングエリアに入って寝て下さい。」と警察は言う。
「しかし、眠いまま走ってたら事故するだろうが。
あんたら、ワシに事故起こさせる気か!」と言い返すと
「別にそんなことは言ってません。とにかくここで寝てはダメです。
すぐに発進して下さい。」

「眠くても走れと言うんか!」
「まあ、そうなりますが・・。何とかパーキングエリアまで、行って下さい。」
「警察が事故を誘発させるようなことを命じる気か!
眠くても走らせるとは、それが警察のやることか!
言ってることがメチャクチャじゃないか!」
「いや、メチャクチャなことを言ってるのはあなたの方です。
とにかく、早く発進して下さい。後続車の迷惑になりますから。」
押し問答をしていても時間を使うだけなので、
しぶしぶAさんは発進することにした。

後にAさんと会った時にこの話をしてくれて
「ワシが高速で寝とったら、いっつも警察が来て起こしやがる。
誰かが通報するんじゃろう。」と言っていたので、
こういったことはしょっちゅうやっているようである。
しかしこの場合、Aさんの言うことにも一理あり、
この場合、どっちが正しいのか判断に迷うような気がするが、
やはり警察の言い分の方が正しいのだろう。……


Author :
現代事件簿


『ジェラシー 』



君は吉野の千本桜、色香よけれど、
気(木)が多い



時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる

P R
    カビの生えない・きれいなお風呂
   
    お風呂物語

入れてもらえば気持ちは良いが、
  どこか気兼ねなもらい風呂
Moto3