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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー


夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 
幹を支える根 根はみえないんだなあ


Kobanasi_3


『狩人とネコまた』 百物語

むかしむかし、あるところに、とても腕のいい狩人
(かりゅうど)がいました。
狩人は毎日、犬をつれては山に入って、えものをとっていました。
ところが、ある日のこと。「おかしいな。きょうは、
ちっともえものがおらん」

狩人はえものをもとめて、いつしか山奥に入りこんでいきました。
すると、日がくれてしまいました。
「これは困ったぞ。どこぞに、とめてもらえる家がないだろうか」と、
思っていると、むこうにあかりが見えました。
「よし。あそこにいって、とめてもらうか」

狩人が、あかりをたよりにいくと、そこには小さなあばら家があって、
一人のおばあさんが住んでいました。
「すみません、日がくれて困っています。どうか、
一晩とめてもらえませんか?」
狩人が犬をつれてあばら家のしきいをまたぐと、
おばあさんが犬をにらんで、
「食う物もねえが、それでいいならとまれや。
ただし、犬は外につないでおいてくれ。
でないと、おらの家のネコに食われてしまうでな。いっひひひひ」と、
不気味な笑いを浮かべました。

狩人が家の中を見まわすと、かまどのそばに一匹のネコがいて、
うつらうつらと、いねむりをしています。
「ネコが犬を食う? なにをばかな。だいたいおらの犬は、
相手がクマでもイノシシでも倒すほどだ。ネコごときに
食われるはずがなかろう」
「いいや、おらとこのネコは、なみの強さでねえ。
うそと思うなら、けんかさせてみるか?」
おばあさんがいうと、かまどのそばのネコがのびをして、
ピカピカした金色の目を開きました。

なにやら強そうですが、しょせんはネコです。
「おおっ、のぞむところだ」
狩人は犬をけしかけてネコとたたかわせましたが、
驚いたことに犬はたちまち殺されてしまいました。
「・・・そっ、そんなばかな」狩人はくやしくて、
夜があけると同時に村へとんでかえりました。

そして、もっと強い犬をつれてきました。ところがまたも、
おばあさんのネコに殺されてしまったのです。
「あのネコに勝つには、よほど強い犬でないとだめだ」
狩人がとぼとぼあるいていくと、村はずれのお墓に、
のら犬がたむろしています。

強い犬はいないものかと、狩人が木のかげからながめていると、
そこに旅のアメ売りが笛をふきながら通りかかって、
犬たちに近づいていきました。

「はて? 不思議なことをするわい」
狩人が見ていると、アメ売りはくるっとトンボ返りをして、
大きな犬の姿になりました。
のら犬たちはその姿にしっぽをまいて、逃げてしまいました。
「おおっ、この犬なら大丈夫だ。ばあさまのネコに勝てるぞ。
この犬にたのんで、おらの二匹の犬のかたきをうとう」
狩人はアメ売りのあとをつけていくと、アメ売りが
一件の宿屋にとまりました。

そこで狩人がアメ売りに、これまでのわけをはなして、
かたきうちをたのむと、
「なるほど。お前さんの犬を二匹も殺したそのネコは、
ふつうのネコではあるまい。
おそらく、『ネコまた』に間違いなかろう。
ネコまたはしっぽの先が、ふたまたにわかれている化け物ネコだ。
犬が負けても不思議はない。だが、わしなら勝てるぞ」
アメ売りは、たのもしくいいました。

「しかしネコを負かしても、ばあさまがおこっておそってくる。
ばあさまの正体は、年をとったサルじゃ。化け物のサルだから、
たやすくは退治できん。わしがすきをみて、ばあさまの手をあげる。
そこをのがさず、お前さんが鉄砲でわきの下をうってくれ。
ほかをうっても、きかんからな」
「よし、わかった」

狩人はアメ売りが化けた大きな犬と、おばあさんの家に
乗り込んでいって、犬とネコをたたかわせました。
犬がネコをうちまかすと、さあ、おばあさんの怒ったのなんの。
「ウキーッ! よくもネコまたを殺してくれたな!」
おばあさんはサルの正体をあらわして、猟師に
おそいかかってきました。

「くらえ、化け物め!」ズドーン!
猟師が化け物ザルを鉄砲でうちましたが、鉄砲の玉は
化け物ザルには通用しません。
(そうだ、わきの下をうたねば)
その時、アメ売りの化けた犬がかみついて、化け物ザルの
手をあげさせました。(いまだ!)
ズドーン!狩人のうった鉄砲の玉は、見事に化け物ザルの
わきの下に命中して、化け物ザルを退治することができたのです。

おしまい



弟切草』 山形県の民話

むかしむかし、あるところに、とても仲の良い
二人の兄弟がいました。
この兄弟は、顔も性格も食べ物の好みもそっくりです。
ある日の事、二人は一人の女の人を同時に好きになってしまい、
その女の人と結婚したいと思いました。

食べ物なら二人で分ける事も出来ますが、
女の人ではそうはいきません。
その為に二人の仲はこの日から悪くなり、
ある日とうとう、女の人をめぐって殺し合いを始めたのです。

殺し合いの結果、わずかに力が勝っていた兄が弟を
刀で斬り殺したのですが、兄は血を流して倒れている弟を見て、
自分がとんでもない間違いを犯した事に気がつきました。

ああ、なんて事を。おれは女にうつつをぬかして、
弟を殺してしまった
兄は弟の為に立派なお墓を建てると、あれほど好きだった
女の人と結婚する事もなく、毎日弟の墓参りをして暮らしていました。

ある日の事、弟のお墓に、見た事がない
黄色い花の咲く草が生えて来たのです。
その草の葉を日に透かしてみると、
まるで血をたらしたような黒い点が付いていました。
「黄色は、弟が好きだった色、そしてこの黒い点は、
弟の血を吸ったのだな。弟は、まだおれを恨んでいるのか」
この話を知った人々は、この草を弟切草(おとぎりそう)と
名付けたそうです。

さて、この悲しい名前の弟切草ですが、
この弟切草は傷の妙薬で、この草を煎じて傷を洗えば、
傷はたちどころに治ると言われています。
これは仏さまが悲しい出来事をあわれんで、
この草に霊力を授けたのだという事です。

おしまい



「3びきのこぶた」




誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば、言い訳になるから……。


Mituo 人の為 と
書いて、
いつわり(偽) と
読むんだねぇ 

 
  
 
 
時は絶えず流れ、 
  今、微笑む花も、明日には枯れる  



鬼が餅つきゃ、閻魔が捏ねる、
  そばで地蔵が食べたがる 
 



P R

    カビの生えない・きれいなお風呂

    お風呂物語

入れてもらえば気持ちは良いが、
  どこか気兼ねなもらい風呂


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