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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・番外編(18禁)

妄想劇場・番外編(18禁)

信じれば真実、疑えば妄想……


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18歳未満禁止の内容が
含まれています
18歳未満の方は
ご遠慮下さい。 
 
 
  
 
 
メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!
アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい。


ぼくのパパは、変わってる。
ぼくのパパは、ニートだ。
でもぼくは、そんなパパが好き。……
若すぎた父親、揺ぎ無い愛を求めていた母親、
何も知らない無垢な子供。“幸せな家庭”の日常

ニートパパ』 (2)

日曜日の朝、お父さんがリビングにいなかった。
代わりになぜかお母さんが台所に立っていて、
料理を作っていた。それはとても珍しいことだった。
お母さんが台所に立つなんて何年ぶりだろう。
「たまには、お父さんにもゆっくりしてもらわないと」
お母さんはそう言っていた。
いつもお父さんと一緒にテレビを見るんだけど、
居ないから、ぼくは一人で見ていた。
テレビが終わってしまう頃、
お父さんがリビングに来た。

「おはよう祐一」「おはようゆーいち」
お父さんがぼくを見て小さく笑った。
「おはよう。ごめん、おれ起きるの遅かった」
「やめてよ謝るの。
私が起きるの早かったんだから」
お母さんは休みの日、いつも十時くらいまで寝ている。
お父さんはもっと早くに起きるんだけど、
どうやら今日はお父さんが寝坊していたみたいだ。

「おとーさんは起きるのおそいよー。
もう終わっちゃうよ?」
画面に目を向ければ、ライダーが必殺技を
華麗に決めているシーン。敵が爆発して消滅した。
「もう終わっちゃってるな」
お父さんはソファーに座る。
ぼくは座布団から立ち上がってお父さんの
隣に座り、今日の内容をざっと説明した。
次回予告が始まる。来週も面白そうだった。

「卵焼きちょっと失敗しちゃった」
奥にいたお母さんがいつの間にか、
卵焼きの入った小皿を持ってこちらにきていて、
テーブルに置いた。たしかに、
お父さんと比べると形がいびつだ。
「久しぶりに料理したーって感じの形だね」
お父さんはふふっと笑う。
「もうほんっと、最後に料理したの
いつなんだろうってぐらい久しぶりだよ」
そう言ってお母さんも小さく笑った。

「味噌汁も味濃いかなあって思うんだけど―」
そう言いながらお母さんは奥へ行き、
お父さんはついていった。
お味噌汁の味をみて、お父さんはおいしいよ、と
言っていた。
ぼくも、あとでそれを口にしたとき、
お父さんと変わらない味だと思えた。
「今日は私が全部家事するんだから」
朝食が終わり、食器を下げていると
お母さんがそう言った。

「どうしたの、なんでそんな急に
張り切っちゃってるの?」
「だって、私お母さんなのに料理の腕
落ちちゃってるし、ちゃんと自分の腕を
揮きたいから。マキちゃんだってたまには
お母さんのお夕飯を食べたいでしょ?」

食べたい、と思った。理由は自分でも
わからないけれど、お母さんの作るものを
もっと口にしたい。「お母さんの料理食べたい」
「なんだよマキ、お父さんの料理は飽きたって?
又は手伝うのがイヤだって?」
「そんなこと言ってないよ。
ぼくお母さんが作るの手伝う」
「おっ、マキはいい子だねぇー!」
お母さんは高く大きな声をあげ、
ぼくの頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。

「じゃあ今日はマキと買い物行ったり一緒に
料理したりするんだから、祐一は
自分のしたいことしててよ」
お父さんがぼくとお母さんを交互に見る。
それから、ふっと笑みを浮かべた。
「ありがとう。じゃあ全部任せる」
「うん。なんか私、お母さんって感じがしてきた」
ぼくも、お母さんが「お母さん」という感じがした。
宿題があったから、それをやろうと
ぼくは台所を離れる。
リビング側の戸を開けて廊下に出ようとして、

「サキ」
お父さんがお母さんの名前を呼んだのが聞こえた。
気になってお父さんたちの方に目をやると、
お父さんがお母さんを後ろから抱きしめていた。
うちの両親はやっぱり仲が良いんだ。
あらためてそう思う。

夜、いつものように、ぼくは部屋の
明るくなっている部分をぼうっと見つめていた。
すると今日のことが勝手に思い返されていく。
お母さんとたくさん過ごせて楽しかった。
お父さんはほとんど自分の部屋に閉じこもっていて、
何をしているかわかんなかった。

そういえば昨日の夜、微かにお母さんの、
「あっ、あっ、あっ」という鳴き声のような声が
また聞こえていた。そのことを訊ねたかったけれど、
すっかり忘れていた。
それは悪いことじゃなく、仲の良い証拠。
お父さんはそう言っていた。
今日、お父さんがお母さんを抱きしめてたけれど、
夜に声が聞こえるのはそれよりももっと
深いことをしている、ということなんだ。……
もしかして、抱きしめられすぎて
つい声が出てるのかな。

少しの間、ぼんやりとする。考えごとが停止していた。
ふと、明日のことが過ぎった。
ぼくは仰向けになり、バタ足とクロールの
練習を始めた。
けれどすぐに止めた。「あっつい……」
扇風機を回していても今夜は暑い。
早くプールに入りたい……。
明日、二十五メートル泳げるかな。無理かな。
いつも十メートルくらいのところで、どうしても
息が続かなくなって足をつけちゃう。
泳ぐのは難しい。「居残り水泳教室かあ」
できることなら家でゲームをするために、
なんとか頑張って泳ぎたい。

ふと、今度はレナのことを思い出した。
明日ぼくはレナに色々しなきゃいけなかったんだ。
「えっと、好きな男子はいるかを訊いて、
面白いことして……
あっ、あと昔溺れたことがあるかを訊くんだった。…
…訊けるかな」
お父さんは、レナがぼくに興味を持っていて、
お喋りしたいんだって言っていた。
別に、レナとの仲なんてどうでもいい。
でも“何か”はしたい。何をしよう……

いきなり変な顔してみようかな。
あれこれ考えているうちに、明日が少しだけ
楽しみになってきた。そうしていつも通り、
ぼんやり考えている間にぼくは
眠りへと落ちていく。

つづく

Author :水谷広人



女の酒場 五木ひろし -小松彩夏

 

Tinko_2人の為(ため)と
書いて
いつわり(偽)と
読むんだねぇ
 

 
 
 
子を持つも持たぬも人の宿命(さだめ)なり
日に日に努めて行かむ
あなたの人生なんだから好きなように
お行きなさい(生きなさい)



入れてもらえば気持ちは良いが、
  どこか気兼ねなもらい風呂

 



P R
    カビの生えない・きれいなお風呂
    
    お風呂物語 



ありがとうございました。