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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・番外編(18禁)

妄想劇場・番外編(18禁)

信じれば真実、疑えば妄想……

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18歳未満禁止の内容が
含まれています
18歳未満の方は
ご遠慮下さい。


 
メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!

アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい。

母子家庭で、生真面目な人生を送ってきた
高校生の涼也。
ある日、母親から、東京で夜の仕事をしていた
25歳の従姉が家に来て、一緒に住むと告げられる。
涼也は、◎◎をふるう従姉が大嫌いだった。……


『アベレージ』 AV10

気持ち悪くなり、建物の影にしゃがみこむ。
人々が通り過ぎていく。どうしようもない
孤独と恐怖を感じた。誰か、助けて……。
「あの、大丈夫ですか?」
顔を上げると、男が居た。
普段は恋愛の対象にもならない若者だった。
でも髪を染めているでもなく、今時の若い人が
着ているような着飾った服装でもなく、
ごく普通の男だったのだが、
本当に心配してくれているような真剣さが
表情に滲み出ていたので、
その人は奈々の心の内側にすっと
入ってくるようだった。

「大丈夫です……」力なく言った。
奈々は相手の声を恐れた。
知っている顔だと言い出すかもしれない。
「えっと、後ろの方を歩いてて、
建物に入ったなあって目で追って、
ふと見たらしゃがみこんじゃってるから
どうしたんだろうって、声かけずにいられなくて。
ストーカーとかじゃないですよ?」

おそるおそると言った口調だった。
どうしてか、温かさを感じた。
弱っていた心に彼の声は染みた。
「ありがとう。やさしいんですね」
「いえ、優しくないですよ」彼は笑って手を振る。
「気分が悪いんですか?」
「ちょっと調子悪くなっちゃって」
男は少しうろたえたあと、それなら、と言った。
「少し歩いたところに、小川沿いの所に、
休憩スペースがあるんですけど、
とりあえずそこに行きます?」

男は、奈々に手を伸ばした。これはナンパだろうか? 
いいや、そんな感じはしない……
男は奈々を知らないようだった。
この手を繋げば、救われる気がした。
奈々は手を伸ばした。
男は、奈々の肩を持ってくれた。
密着して、肌の温もりを感じる。心地いい。
男優と絡んで体温なんてしょっちゅう感じているはずなのに、
彼の温もりは種類が違った。
この温もりがいつも傍にあればいいなと奈々は思った。

知り合ってしまえば、求め合えば、
後の展開は早かった。
彼は二つ上だが年齢の割に落ち着いており、
今までのどの男よりも大らかな包容力を感じさせてくれた。
人の多い窮屈な都会で、そんな包容力が育つわけがない。
訊いてみればやはり、田舎出身だった。
彼に付き合っている女性はいなかった。
だから奈々が恋人になった。二人は毎日、外で会った。

奈々は彼にAVのことを話せなかった。
告げれば温もりを失くしてしまうんじゃないかと思い、
恐ろしかった。
でもいずれは言わなければならない。
真剣に付き合っていくなら、それが必要だ。
そう思いながらも、いつも声にできなかった。
言葉は喉まで出掛かるのだがその先は
気持ちが歯止めた。
話そうとすると、「どうしたの?」と彼は
無垢な笑顔で聞いてくれる。
口にすれば絶対にその笑顔を曇らせる。
いつも躊躇していた。

彼と出会って二週間後、仕事が入った。
行きたくない。出たくない。
けれど、まだ借金は残っているし、
いけませんとは言いづらい。
この業界は彼氏ができて辞める子が多いという。
自分もやはりそうなった方がいいのか。
AVに理解のある彼と付き合って仕事を
続ける人も居るというが、
それは何かズレている気がする。
ハッキリと何がおかしいのかわからないけれど、
ただ漠然と間違っている気がしていた。

出会いが人を狂わす。出会いが人を変える。
奈々はどうすればいいのかわからないまま、
慣れた日常通り仕事へ行った。
現場に男優は五人居て、平均年齢は
四十歳を超えているように見えた。
男優兼監督にハードな◎◎プを撮ると言われた。
狭い部屋で五人が寄ってたかって
愛川なるみを凌辱(りょうじょく)し、
虐め抜くというもの。

少し前なら、何も感じることなく
役をこなせていたかもしれない。
でも今は胸の奥で激しい苦痛を感じた。
男優のアパートなのか、それとも一般人から
借りている場所なのか定かではないが、
全員から執拗に◎◎を貪られたあと、
薄汚れた布団の上に押し倒される。
抵抗の声をあげると威喝された。
最初は男優も演技的だったが、
途中から気分が乗ってきたのか目が血走って
本気になっていた。
髪を引っ張られ、口を開けろと頬を叩く。
開ければ強引に◎◎を喉の奥に◎◎まれ、
嘔吐(えず)いた。

もう嫌だ、やめたい! 違う男が◎◎を刺激する。
もう一人は◎◎に吸い付く。
嫌悪する感情とは裏腹に、刺激されれば
反射的に体液が分泌される。
彼に対する罪悪感でいっぱいなのに、
身体は反応した。

あたしは、そんな女なんだ……。
次第にプレイがエスカレートする。
男たちが罵倒を浴びせる。
「◎◎な女」「◎◎処理機」「◎◎の便所」
「◎◎した◎◎」
いつの間にか、奈々は泣いていた。

こいつら人間じゃない。これを平気で観て
ヌける野郎も人間じゃない。
彼だけは、温かな心をもった本物の人間だ。
この撮影は乗り切ろう。そしてもう辞めよう。
それで、彼に全部喋ろう。
きっとあの人なら何もかも受け止めてくれるはず。
今日が最後のつもりで頭を切り替え、
受け入れてプレイに乗った。
いつも以上に激しく乱れる演技を決めた。


つづく

Author :水谷広人
http://syosetu.net/pc/



(※あの頃映画 2015年)「同棲時代」





Tinko_2 人の為(ため)と
書いて
いつわり(偽)と
読むんだねぇ

 
 
誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば言い訳と、愚痴になるから……



時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる




P R
カビの生えない・きれいなお風呂

お風呂物語

                    

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