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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

歴史・履歴への許可証

歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 
根はみえないんだなあ


Kobanasi_3

『ヘビがカエルをのむわけ』(大分県の民話)

むかしむかし、神さまが
世界中の生き物をつくったのですが、
どの生き物もつくったばかりで、
何を食べさせるのかまだ決めていませんでした。

生き物たちは何を食べていいのかわからないので、
おなかがペコペコです。
そこで生き物たちは、かわるがわる
神さまのところへ行って、
「早く、食べ物をきめてください」と、
おねがいしました。

すると、神さまが、
「明日の朝、食べ物をきめてやるから、
みんな集まるように」と、おふれを出しました。

よろこんだ生き物たちは、夜の明けるのを待って、
神さまのところへ出かけました。
さて、ヘビがノロノロとはっていると、
後ろからカエルがやってきました。
「なんだなんだ、地べたをノロノロとみっともない。
もう少しはやく進めないのかね」
「そんなこと言っても、おなかがすいて、
目がくらみそうだよ」ヘビが力のない声で言いました。

「ふん。そんなにノロノロしていては、
昼になってしまうぞ。まあ、お前は
後からやってきて、おれのおしりでもなめるんだな」
カエルはヘビをバカにして、
ピョンピョンとんでいきました。

生き物がみんな集まると、神さまは次々に呼び出して、
それぞれの食べ物をきめました。
でも、カエルは、なかなか呼ばれません。
怒ったカエルは、神さまの前に飛び出して
言いました。「早くわたしの食べ物をきめてください。
わたしが一番先にやってきたのですよ」

神さまは、うるさいカエルをジロリと見て言いました。
「よし、お前は虫を食べるがよい」
「えっ? わたしの食べ物は虫ですか!?」
カエルは、ガッカリです。

それでも食べ物がきまったので、
ホッとして帰ろうとすると、神さまが言いました。
「待て。お前にはもう少し言うことがある。
お前はここへ来る時、ヘビをバカにして、
おしりでもなめろと言ったであろう」
「まあたしかに。だってそれは、
ヘビがあまりにもノロマですから」
「いいわけはよろしい。のぞみどおりに、
これからはヘビにお前のおしりを
なめてもらうことにしよう」
「とっ、とんでもない!」

カエルはビックリして反対ましたが、
神さまは許してくれません。
その時から、ヘビはカエルを見つけると、
すぐにおしりから飲み込んでしまうのです。


おしまい


「猫がご飯の後で顔を洗う訳」



『わがままな大男』ワイルドの童話

むかしむかし、あるところに、ひろくてきれいな
庭(にわ)がありました。
子どもたちは、その庭で遊ぶのが大好きです。
ある日のこと、恐ろしい声があたりにひびきました。
「わしの庭へ、勝手に入るな!」
長い間いなかった、庭の持ち主が帰ってきたのです

持ち主は、わがままな大男でした。
「出ていけ! わしの庭はわしだけのものだ!」
どなられた子どもたちは、大あわてで
庭から逃げ出しました。
大男は高いへいで庭をかこむと、大きな
立て札を立てました。
《はいるな!》

かわいそうに、子どもたちは遊ぶ所がありません。
冷たくて高いヘいにもたれて、ため息をつくばかりです。
「あーあ、大男の庭は、なんてきれいで
楽しかったんだろう。もうあそべないのか・・・」
さむい冬が終わって、春がきました。
けれど、大男の庭には、雪がいっぱいです。
春になったのに、いつまでたっても雪はとけません。
夏も秋も、大男の庭には、春はやってきませんでした。
ずっと、冬のままです。

「なぜ、いつまでも冬ばかりが続くんだろう?」
大男は、ひどいかぜをひいてしまいました。
ある朝、スズメが大男の庭で歌いました。
「ああ、なんていい声なんだろう。
それにあたたかだ。・・・うん? なんだ、この声は」
大男は飛び起きて、庭を見ました。
庭は、すっかり春でした。
庭では、子どもたちが遊んでいます。

「大男は、きっとどこかにいったんだ」
大男が、かぜで寝ているとは知らずに、
子どもたちは庭に入りこんだのです。
「キャハハハハ」
子どもたちが笑うたびに雪はとけて、花が開きました。
「そうか、わかったぞ。子どもが遊ぶから、
春も夏も秋もやってくるのだ」
大男は、庭に出ていきました。

木の下にいる小さな子を、高い枝に
のせてやろうと思ったのです。
みんなが木に登っているのに、その子は
小さすぎて登れないのでした。
大男は小さな子を抱きあげると、そっと枝にのせました。
「ありがとう」
小さな子は、大男にキスをしました。
 大男はニッコリほほえむと、子どもたちに言いました。

「聞いてくれ、子どもたち。たった今から、
ここはみんなの庭だ。たくさん遊んでくれ」
大男はそう言って、高いへいをこわしました。
それから子どもたちは毎日やってきて、
大男と遊ぶようになりました。
けれども、大男にキスしてくれた小さい子が
くることはありませんでした。

「わしが木の枝にのせてやった、小さい男の子を
連れてきておくれ。あの子に会いたいんだよ」
大男は子どもたちにたのみました。
でも、小さい子がどこにいるのか、
なんという名まえなのか、だれも知りません。

何年も何年も、大男は小さい子を待ち続けました。
やがて大男は、すっかり年をとりました。
子どもと遊ぶ力も、なくなってしまいました。
そして、冬になりました。
大男の庭は、雪と氷につつまれています。
でも、大男は寒いとも冷たいとも思いません。
もうすぐ、春がくることを知っていたからです。

ある朝、目をさました大男はさけびました。
「あの子だ!」
まっ白い花がさいている木の下に、
あの小さい男の子がいました。
大男は、急いで庭に出ていきました。
「きてくれるのを、ずっと待っていたんだよ。
ずっとずっと、会いたかった」
大男は小さな子を、しっかりと抱きしめます。

小さい男の子は、ニッコリほほえむと、
「いつかは、あなたの庭で遊ばせてくれてありがとう。
きょうはぼくが、あなたを連れていってあげるよ。
天の上にあるぼくの庭へ」
そういって、あのときと同じように、
大男にキスをしました。

タ方、やってきた子どもたちは、
死んでいる大男を見つけました。
白い花に包まれた大男は、
ニッコリほほえんでいました。


おしまい


『けんかがうつる』






人の為(ため) と
書いて、
いつわり(偽) と
読むんだねぇ 




誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴と、言い訳になるから……。



時は絶えず流れ、
  今、微笑む花も、明日には枯れる  







P R

カビの生えない・きれいなお風呂

お風呂物語

Furo1