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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

信じれば真実、疑えば妄想……

メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!

信じれば真実、疑えば妄想……

昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい.


Author:紀之沢直

kensin韓信
紀元前二〇〇年代の中国大陸。
衰退した秦の末期に
生を受けた韓信は、成長し、
やがて漢の大将軍となる。
国士無双」「背水の陣」
「四面楚歌」
そんな彼を描いた小説。



「勝算か……。子房、わしは本当のことを言うと、
もう疲れた。 ……わしは関中以西だけを領土とし、
中原はすべて 項羽にくれてやってもいいと思っている。
わしは、 項羽にはとても勝てん。
麾下の将軍たちも楚に比べて有能だとは言い難い」

張良劉邦の弱気な発言を咎めはしなかったが、
決して同調したわけではない。
「大王が関中以西を領有したいと主張なさっても
黙ってそれを許す項王ではありません。
妥協点を見出すためには漢も力を示さねばなりません。
すなわち楚と戦って、
ある程度の勝利を得なければ
項王を交渉の席に引きずり出すことはできないでしょう」
張良は諭したが、劉邦に取り付いた弱気の虫は
それでも振り払うことができなかった。

このときの劉邦はすでに五十を過ぎ、
当時としては初老と言ってもいい年代である。
嘆息の原因が年齢によるものなのか、
それとも生来の根性のない遊び人としての
性格によるものなのかは、はっきりしない。

「子房の言うことは理屈としてはわかる。
しかし楚と戦ったとして、
勝てる者がいないではないか」
張良は断言するように言い放った。
「我が軍には、韓信がいます!」
「…………」
「……彼には期待していいでしょう。
これまでの実績が示しています。
騙されたと思って、全軍の指揮を委ね、
楚を討たせるべきです」

韓信は、やるだろう。
しかし……ほかにはおらんのか。
やつのほかに大事を委ねられる者は」
劉邦の表情に、不安の陰がよぎる。
張良はそれを韓信の作戦遂行能力に対しての
不安だと読み取った。

「ほかに誰がおりましょう。
任せられるのは韓信しかいません。
しかもそれで充分です。
彼は限りなく可能性を秘めた男だと、
私は期待しております」
張良の言を入れて、劉邦
韓信を総大将に楚を迎撃することを認めた。

しかし一方で劉邦は、
韓信のような麾下で突出した才能を持つ男に
大権を委ねることを、ひそかに恐れ、迷った。

劉邦の不安は、実はこのことに
由来するものだったのである。
かつて奔放だった劉邦が年齢を重ね、
猜疑心を強めていったのは実は
このときからであった。
劉邦が自分をどのように考えているかは、
韓信にとっては大きな問題ではない。
自分は軍事を司るよう命じられている。
それはすなわち信用されて任されていることだ、
としか考えなかった。
任されたからには与えられた条件で
最大限の結果を出すことだけを考え、
それによって生じるであろう、
後の政治的な動きについては興味を示さない。
世間知らずなようでもあるし、
身の処し方がやや不器用だったとも言えそうである。
かつて栽荘先生が韓信のことを
燕の太子丹に不器用な点が似ていると評したのは
この辺のことを言ったものかもしれない。
しかし兵権を与えられた韓信は、
このときも存分に能力を示した。


つづく

Author :紀之沢直
http://kinozawanaosi.com.

愚人は過去を、賢人は現在を、
狂人は未来を語る


歌は心の走馬灯、
 歌は世につれ、世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…


ゲイシャ・ワルツ』 城之内早苗
西條八十 作詞:古賀政男 作曲

あなたのリードで 島田もゆれる
チーク・ダンスの なやましさ
みだれる裾も はずかしうれし
芸者ワルツは 思いでワルツ





大林清の原作から、渡辺邦男が監督、音楽古賀政男

ストーリー
朝吹千枝子は旧華族の娘だったが、
戦後すっかり財産を失った一家を支えるために、
病床の父には事務員をしているといつわって
実は芸者になっていた。

ある日六郷商事の社長就任披露の
宴会に招ばれて、朋輩と一緒に
箱根の「青嵐荘」へ行った。
この家こそは、千枝子の父が戦前に持っていた
別荘だった。
しかも当日就任の社長、六郷恭造は、
その昔朝吹家へ出入りの車曳きであった。

息子信太郎は戦後の新興実業家で、
親孝行のため恭造を社長につかせたのだった。
千枝子はこの時信太郎と親しくなり、
その後恭造が悪辣な同業の山崎の
口車に乗せられそうになったとき、
千枝子がそれを救ったことから
信太郎と千枝子の間柄は
急速に親密の度を加えた。

恭造は信太郎が千枝子との結婚を
希望していると知ったとき、
旧主家への礼儀を慮って、
昔の車曳きの姿になり、
その上六郷商事の全財産にも相当する
金をひき出して、「金一封」として
誠通の病床に贈った。

六郷商事では財産紛失事件で大さわぎとなるが、
千枝子が小切手を返しに来た上、
一時は恭造の行為を誤解した誠通も
千枝子と信太郎の愛情を理解し、
朝吹一家に久しぶりの春が訪れた。



人の為(ため)と書いて
いつわり(偽)と読むんだねぇ

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……



時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる








P R
カビの生えない・きれいなお風呂

furo



お風呂物語