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流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・特別編

妄想劇場・特別編

信じれば真実、疑えば妄想……


Mituo2_2 昨日という日は
歴史、
今日という日は
プレゼント
明日という日は
ミステリー

 
 
 

夢はでっかく、根はふかく。
花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 
根はみえないんだなあ

この物語は(株)ユタカファーマシーが展開する、
ドラッグユタカでの、エピソードです。

『猫を探しています。 前編』

沼田杏子は、3年前、ドラッグユタカに就職した。
地元の岐阜に本社のある
ドラッグストアのチェーン店だ。
何店舗かのお店で勤めた後、京都の店舗の
店長を命じられた。

杏子の岐阜の実家は、母親が
美容院を経営していた。
商店街の小さな小さなお店だったが、
それなりに繁盛していた。
母親は、店を継いでくれるものと
思っていたらしい。
杏子も、なんとなく専門学校へ行って、
美容師になるのだと考えていた。

だが、高校生になって、実家の美容院が
だんだん疎ましく思えるようになった。
いつも、近所の誰かが店に来ていた。
カットしてもらうお客様というわけではない。
ちょっとお茶を飲みに来て、
世間話をして行くのだ。
話題のほとんどが、噂話だった。

どこそこの息子さんは、受験失敗して
うつ病になった、とか。
誰々の旦那さんが、水商売風の女性と
ラブホテルに入って行くのを見た、とか。
いわゆる、女性週刊誌のネタみたいな話だ。
下手にお店に顔を出そうものなら、
「あー、杏子ちゃん、キレイになったわねー、
ねえねえカレシいるの?」などと聞いてくる。
いつしか、「私は、絶対、
あんな人たちと関わりたくない」
と思うようになっていた。

しかし、ドラッグユタカで働くようになり、
杏子はその考えを少しずつ改めるようになっていた。
地域の人たちに愛される店作り。
それが第一の目標。そのためには、
噂話も貴重な情報なのだ。
どこそこのお婆ちゃんは、
目が不自由であまり外出しない。
公団に引っ越して来たばかりの家族には
幼稚園のお子さんがいて、アトピーで悩んでいる。
そんな情報を得ることも仕事と大きく繋がっていた。
ゴシップ好きというわけではない。

そのお婆ちゃんがたま~に来店されると、
薬や湿布薬の効能を一つずつ読んで差し上げる。
アトピーのお子さんのお母さんには、
評判の良い皮膚科を教えてあげたりする。
今になって、母親の美容院のことを思い返していた。
魚屋さんの奥さんが病気で入院してしまった時、
みんなで「晩ごはんは魚にしようね」とPRした。
美容院は、地域の情報ステーションだったことに
気づいたのだ。

杏子は、京都の店舗に着任して、
いきなり壁にぶち当たった。
近くに、安売りで有名な競合店があるのだ。
どうしたら、あんな安い価格で売れるのか、
不思議でならない。
お客様からもよく言われた。
「あそこでは、コレ98円だよ」と。
そう言われると返す言葉もない。
頑張れば頑張るほど、自分の無力さを痛感した。

ある日。いつも飲料水やらトイレットペーパーなどを
配達している幼稚園に出掛けたときのことだった。
何やら子供たちが騒いでいる。
「ミーちゃんどうしたの?」「ミーちゃんは」
何人もの子が、園庭を望む縁側のところで、
ミーちゃん、ミーちゃんと言っているのが聞こえた。

「どうしたんですか」と園長先生の奥さんに尋ねた。
「ああ、3時のおやつの時間になるとね、
いつも猫がテラスのところにやってくるの。
茶色のシマシマ模様でかわいいのよ。
右耳だけが茶色なの」
誰というわけではなく、3時頃になるとやってくる猫を
ミーちゃんと呼ぶようになった。

黄色い首輪に鈴を付けている。
どこかの飼い猫なのか、それとも
捨て猫なのかわからない。
しかし、幼稚園の人気者なのだそうだ。
ミルクを飲んだ後も、子供たちが
ミーちゃんの絵を描いていると、じっと座っている。
抱きかかえても嫌がらない。
一緒に滑り台に連れて行って、
上から滑り落ちたりもする。

ところが・・・。姿を見せなくなり1週間が経った。
子供たちはミーちゃん、ミーちゃんと心配していた。
ひょっとして、交通事故に遭ったのではないか。
そんなことを子供たちの前で口にできるわけもない。
「あのう・・・もしよかったら・・・」


《続きは、後編で》

Author :志賀内泰弘



歌は心の走馬灯、
 歌は世につれ、世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…



古賀のメロディー日本人の心を辿る 
二人は若い・古賀政男/扇ひろ子

  


A面・のぞかれた花嫁」歌・杉狂児 
B面・二人は若い」歌・ディック・ミネ・星玲子
のぞかれた花嫁は、1935年公開の日活映画。
テイチクレコードより発売。

作詞・玉川映二、作曲・古賀政男
8月にレコードが発売されるも「のぞかれた花嫁」が
主務省から即月、発禁を命じられる。

歌詞が改作されて再発売された。
その後、テイチクはB面の「二人は若い」を中心に
プロモーションを行い、その結果
「二人は若い」はA面曲を上回るヒットとなった。



人の為(ため)と書いて
いつわり(偽)と読むんだねぇ

誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……




時は絶えず流れ、
今、微笑む花も、明日には枯れる







P R

きれいなお風呂・宣言 

furo

お風呂物語