流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

妄想劇場・番外編

妄想劇場・番外編

信じれば真実、疑えば妄想……


昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー

 

落語の原型とも言われている
江戸小咄は、 江戸時代の
庶民の楽しみとして広く伝わって
おおらかに性を笑いに取り入れて
現代にまで至っています。 
お色気小咄は日本だけではなく、
外国にもあります、西洋小咄です
 

殿さま、家来をひそかに呼び、
「おれは、くだんのやりかたを知らぬが」
と、おおせければ、
家来 「では、ご指南もうしあげましょう」
「そんなら教えてくれ」

家来 「ならば御前は恐れながら、
物かげよりごらんあそばしませ」と、
屏風を立て、
その陰に殿おすわりあり、

屏風のこちらにて、
十四,五なるお腰元を呼びだし、
御意なりと言い聞かせて、
殿に見えるようにいたせど、
まだはじめてのことゆえ、
思うようにならず、


たびたび指につばをつける。
 ・・・殿つくづくごらんあって、
「なにもかも知れたが、
ときどきひろって食うものはなんじゃ」

おあとは、よろしいようで…


ご婦人用
料理屋で、いささか着こしめしたイギリス紳士、
用がたしたくなり、
地下室の便所へおりてゆき、
番人のばあさんがとめるのも聞かず、
婦人便所へ飛びこんだ。
「もしもし、そちらではございません」と、
ばあさんが大声をあげる。
イギリス紳士はそれにはかまわず、
ゆうゆうと用をしつづけた。
ばあさん、たまりかね、
「それはご婦人用でございますよ!」
イギリス紳士、そのかっこうのまま、
グルリとばあさんの方へ向きを変え、
「もちろん、これはご婦人用さ」

おあとは、よろしいようで…


花ぬすびと
ある未亡人の家に押しいった賊が、
よくよく、その女を見ると、
なかなか捨てがたい風情なので、
ムラムラッとなり、
行きがけのだちんとばかり、失礼して、
立ちさろうとすると、未亡人が、
「泥棒・・・・」と一声。
賊はふりかえって、「なんだ!」
未亡人「こんど、いつきてくださる」

おあとは、よろしいようで…


ある会話 (胎内復帰)
出生まえ、数週間のある日、
二人の双生児(もちろんまだママの胎内である)が
語りあっている。
兄 「オヤ、ごらんよ。パパがいらしたらしいよ」
弟 「ちがうよ。お兄ちゃん、パパじゃありませんよ。
お客さんに決まってるじゃないの。
だって手袋をはめていらっしゃるんだもの」

お乳母
お坊が、とんだ駄々を言いだして、
だましたり、すかしたり、いろいろすれど、
どうも機嫌が悪い。
お乳母どの、ふっと思いつき、
かのところ見せれば、
お坊、めずらしがって、引っぱったり、つまんだり。
かわゆらしい手へ、つばつけ、そろそろなぜると、
乳母、尻をもじもじさせ、いい気持になれば、
坊 「ばばァつぶれたァー」

おあとは、よろしいようで…


誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……

人の為(ため)と書いて
いつわり(偽)と読むんだねぇ








歌は心の走馬灯、
花に例えた古い歌
今さら聞いても仕方がないが
 何処に置いても飾っても
   歌も花も、枯れてゆく……
   人生、絵模様、万華鏡…


18禁 「港町・涙町・別れ町」




時は絶えず流れ、
    今、微笑む花も、明日には枯れる






P R
きれいなお風呂・宣言

お風呂物語