流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

歴史・履歴への許可証

妄想劇場・番外編

信じれば真実、疑えば妄想……


落語の原型とも言われている江戸小咄は、
江戸時代の庶民の楽しみとして広く伝わって
おおらかに性を笑いに取り入れて
現代にまで至っています。

お色気小咄は日本だけではなく、
外国にもあります。西洋小咄です
  

西洋
その名をあかせば、勇名とどろく猛将軍、
いきつけの医者に、ある相談をもちかけた。
「じつはな、ドクター。
おりいってたのみがあってやってきたんだ
「はい、何でもおっしゃってくだし。閣下」
「うむ。すでにご承知かもしらんが、
わがはいは、さいきん再婚しましてな。
花嫁というのは、ドクターのまえだが、絶世の美人、
ただ欲を申せばと、(ここで声を急にひそめて、
ドクトルの耳元で、コショコショ・・・)でな。
おわかりじゃろ。何しろ、わがはいは、
服でもなんでも、じぶんのからだにピッタリせんと、
気がすまんタチでのう・・・」 
「わかりました、閣下。さっそく、
お気に召す収縮クリームをおつくりいたしましょ

それから、ひと月あまりたって、
医者と将軍が、また、バッタリと出あった。
「おお、閣下。例のクリームは、いかがでございました?」
「いや、じつによくきく。
さすがにドクターのつくったものだけあるよ。
ただ、ちょいと・・・」
「ただ、ちょいと困ったことが、
わがはいの身におこったんだ」と、
将軍は、小さくなったじぶんの口を指して、
「これ、このとおり、口がすぼまってしまってな。
号令をかけるのに苦労するよ」 
おあとはよろしいようで…


マルセイユからニースへ行く汽車の中で、
オリーブとマリウスは、ぐうぜん向かいあいの席についた。
二人は一面識もないのだが、
車中のつれづれに話しはじめた。
ふたりとも人なつっこい南国人のこととて、
すぐ仲よしになって、
めいめいの細君のことなど打ちあけてしゃべりだした。
マリウスが言った。「ぼくは旅行に出るときには、
いつも家内の・・・ほら・・・あそこの毛を
二、三本抜いて、封筒へ入れて持ってくるんですよ。
そして、退屈すると、こうしてポケットから出しては、
においをかぐんです」 
「へええ、そりゃいい思いつきですね。
ちょっとぼくにもかがしてくれませんか」
「おやすいご用です」というわけで、
オリーブは、マリウスから封筒をかりて鼻へ押しつけたが、
急に、マリウスの両手をとって叫んだ。
「あなたはマリウスさんじゃありませんか」
「これはまた、よくご存知ですね」
「いや、それはもう、かねがねおうわさは
奥さんからうかがっておりましたが、
お知り合いになれてうれしいですよ・・・」
 
おあとはよろしいようで…
 



誰にだってあるんだよ、人には言えない苦しみが。
誰にだってあるんだよ、人には言えない悲しみが。
ただ、黙っているだけなんだよ、
言えば愚痴になるから……



歌は心の走馬灯、
花に例えた古い歌
 今さら聞いても仕方がないが
 何処に置いても飾っても
  歌も花も、枯れてゆく……
  人生、絵模様、万華鏡…

 
18禁 「三年目の浮気」



昨日という日は歴史、
今日という日はプレゼント
明日という日はミステリー、


時は絶えず流れ、
    今、微笑む花も、明日には枯れる





P R
きれいなお風呂・宣言 

お風呂物語