流れ雲

繰り返しと積み重ねの、過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく (^o^)

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(事物の)来歴,由来,沿革,
 由緒(ゆいしょ), いわれ


天声人語・より「心のリボン」
この挿話は潮文社編集部編
「心に残るとっておきの話」に収録

笠原さんが初めて校長になったのは、
新潟県の農村の小学校だった。
就任後まもなく運動会があった。
開会と閉会のあいさつを原稿に書き覚えた。  
開会は予定道りに進んだ。
閉会の時に登壇して子供たちを見回したら、
胸のリボンが目についた。
一等は青、二等は黄、三等は赤。
一人が三回競技に参加したので、
リボンを三つつけて子がいる。
二つの子、おや、リボンの無い子もいる。
あいさつはやめた。
「リボンを三つつけている人、手をあげなさい。
はい、手をおろして。この人たちは大変がんばった人です。
その場所にしゃがみなさい。
「次にリボンをに二つけている人、手をあげなさい。
はい、手をおろして。次にがんばった人たちですね。
しゃがみなさい。」
ここで親達は心配した、と笠原さんは後で聞く。
最後にリボンが無い子が残るはずだからだ。
リボン一つの子たちも「がんばりました。」としゃがませた。
立っているのはリボンの無い子ばかりである。
「いま残った人は、一生懸命やったけど、
もうちょっとのところでリボンがもらえなかった人たちですね。
がんばったことをほめて、校長先生がリボンをあげます。」
「さあ,投げますから、
空中で受け取って胸につけて下さい。」と言い、
リボンを投げるまねをした。
立っている子たちはそれを受けとめ、
胸につける動作をした。
しゃがみなさい。」拍手が起きた。
次の年、運動会の直前に訪ねてきた父親がいる。
「うちの子は走るのが遅く、
昨年リボンを初めて頂いたのです。やめないで下さい。」
子供が喜んでいる、という電話もかかり、
その年も次の年も続けた。  
「豊かな品物の中で暮らしている子供たちが、
気持ちだけのリボンを喜んでくれたことが大きな発見でした。」
と笠原さんは言う。

 


聖徳太子から学ぶ日本の原点


聖徳太子から学ぶ日本の心。
政治的、思想的な意味合いが深­いので、
ありのままの聖徳太子を分かりやすく表現しました­。

和国 日本。和を以って貴しとなし、
十七条憲法1条。
日本で最初に出来た憲法である。
中央集­­­権国家体制の確立し
実質日本国の確立とも言える。
その偉業を成した人物が聖徳太子­で­あ­る。
私達日本人が大切にしているもの、それは和。
この和こそ日本建国の確立の­中心­にあ­り、
日本人そのものである。
その和の精神は憲法一条に定められている。
­には聖­人も愚­人もなく
『共に凡人にすぎない』
この世に完全無欠の人間等いない
だから意見が食い違うのは当たり前
より良いものを作るには道理にあった議論が必要である。
人間が持つべき5つの徳【智 義 信 礼 仁】 
そして最も最高位にあるのが徳である。
智 知恵があっても正義がなければ略奪に過ぎず
義 人は正義の元に争うが信頼があれば争う事はない
信 信頼は感謝や尊敬、礼儀正しい人に集まる
礼 礼儀を知ると人の慈悲、人の仁愛を理解する
仁 人の為に尽くすのが仁である
徳 それら全てを卓越した人に徳が備わる

聖徳太子は冠位を人の徳によって位を6つの大小に分けた。
これを冠位十二階と呼ぶ。息づく日本の心。
互いを思いやり人を責める事なく、
苦あれば手を差し伸べ、協力し合い
利益に翻弄される事なく徳を積む。
私心を捨て凡人である事を受け入れ神を敬う。
私達日本人は手を合わせる姿がとても似合う民族である


プロモーションムービーチャンネル。
マーケティングクリエーターの小坂様引用

時は絶えず流れ、
  今、微笑む花も、明日には枯れる